新型コロナウイルス(コロナ禍)

コロナ収束前GWの賑わい 2450万人の観光客
2020年ゴールデンウイークは新型コロナウイルス発生の緊急事態制限の中で人流移動の制限が徹底され恐怖社会の始まりでした。感染第1波~8波、3年に及ぶコロナ感染症は変異を繰り返し感染拡大の中で感染対策とワクチン接種の予防策を経て漸く収束に向かっています。政府は5月8日から5類(季節性インフルエンザと同等)に移行することを決定しました。同時に多くの対策制限が解除され人々は新たなステージに立つことが許されています。

新型コロナ5類へ変更後の新たな感染対策
2020年1月に始まった新型コロナウイルスの世界的な蔓延は第1波~恐怖の繰り返し、第8波の収束を迎えた今も次の変異株の出現に恐怖を抱き続けています。社会はワクチン接種及び感染による抗体(免疫)は感染拡大を防いできました。強毒化した変異株に置き換わって拡大した感染症は変異株オミクロンは”感染拡大するが重篤な症状に至らない”ことから欧米を中心に感染対策の緩和を行ってきました。感染元の中国は最後まで”ゼロコロナ政策が唯一の対策”としてきたが感染力の強いオミクロンの侵入拡大と大規模ロックダウンによる国民の不満と経済活動の停滞に抗しきれず一気に全面開放しました。中国14億人の多くの人が感染による抗体免疫を獲得し収束に向かっているとされています。 日本は5月~第5類に医療体制変更に伴い3月13日から第5類対応の感染対策に移行することを政府決定しました。

中国のゼロコロナ 社会経済に大きな支障
5年に一度の全国人民代表大会(2022年10月16日~25日開催)一党支配の中国共産党大会が人民大会堂で10日間開かれ、習近平総書記が任命され3期目継続、国家主席として5年間の中国の舵取りが決まりました。政治局25名と政治常務委員7人が選任され権力基盤を盤石にする布陣になり、絶対的権力者習近平主席の新たな歩みが始まりました。しかし、大会前から懸念されていたゼロコロナ政策は感染力の強い「オミクロン株」になって感染者の増加は抑えられません。徹底した「ゼロコロナ政策」を唯一継続する習近平政権に国民が「白い紙をかざし」怒りの訴えを各地で起こしています。自由を求める若者が立ち上がることで大きな混乱に発展することを恐れる政権はゼロコロナ政策の緩和の姿勢を示し出しました。しかし、緩めれば感染者数が増加することは目に見えています。世界はコロナと共存を選択し唯一中国が「ゼロコロナ」に固執している社会を中国内部で疑問符がつき共産党政権、習近平支配に退陣の抗議が起こっています。

塩野義製薬のコロナ飲み薬「ゾコーバ」を緊急承認
本日(2022年11月22日)塩野義製薬が開発した新型コロナウイルスの飲み薬「ゾコーバ」について、厚生労働省の専門家会議が使用を認めることを了承、その後承認されました。 コロナ関係の飲み薬として国産初の飲み薬が緊急承認されました。7月の治験では見送られ落胆しました。既に米国のメルク社、ファイザー社製の飲み薬は海外承認を経て日本ですでに承認されています。第8波が叫ばれている中で国産の飲み薬の承認が期待されていました。国産化の第一歩が漸く実り踏み出せました。

感染拡大 10万人突破 8波の入り口に!
第7波のピーク8月19日26万人最大の感染者数を記録しました。最後の10万人は9月14日以降収束に向かいましたが、オミクロンの変異によって徐々に感染者が増え続け11月15~16日2日連続10万人突破しました。政府・自治体は第8波の入り口に差し掛かったと警戒しています。専門家は1月中旬をピークにさらに増え続けると予測しています。10月11日~始まった全国旅行支援・入国制限撤廃による行動制限緩和による「コロナとの共存を選択」して一カ月11月10日過ぎから感染拡大が始まりました。

新型コロナ 第7波突入 社会経済活動と共存
新型コロナウイルスの感染は6月中全国で1万人台で推移していました。7月に入ってオミクロン株BA5に変異して感染者数が急速に拡大しています。第7波に入ったと言われ、7月15日全国で2月8日以来の10万人突破しました。政府の感染症対策本部において①高齢者のワクチン接種や無料検査の取り組み強化②経済活動への打撃となる行動制限を避けつつ感染対策に万全を期す。委員会及び政府は感染法上の位置づけの再検討なども視野に、新型コロナとの「併存」を探ることを決めました。欧米先進国が進めている対応策を注視しながら対応を計る。中国の「ゼロコロナ政策」と異なる。

2022年 コロナ規制3年目解除のGW
 4月上旬、増加傾向にあった感染状況が全国的にやや減少傾向に推移していることから全ての緊急事態宣言、蔓延防止などの制限措置が解除されました。しかし、感染が高止まりの状況下にあり「感染対策は継続」することで、3年ぶりGW(ゴールデンウイーク)の移動は緩和されました。社会経済活動の再開の一歩となることを期待します。  ゴールデンウィークにかけて、旅行やお出かけの機会が増え、人出の増加や移動も活発になることが予想されることから、感染拡大に個人個人の感染対策が求められます。

コロナと共存する 社会経済活動の歩み
2年間に及ぶコロナとの戦いは、今も変異株(オミクロン)による第6波の最中にあります。この間に社会経済活動はズタズタに壊され、人の交流や移動が制限され社会経済活動の厳しさを味わってきました。巣篭り状態の中で試練に耐え抜く知恵と力も与えられてきました。第一次世界大戦中に世界に蔓延したスペイン風邪の大流行から100年、グローバル化した世界の国々に感染の大きな波が押し寄せ、其々の国家と国民がコロナに立ち向かってきました。昔から流行り病として恐れられてきた感染症は人類社会の中で警鐘を鳴らしてきた歴史があり、人類は耐えて乗り越えてきました。

コロナ満2年 オミクロン株驚異の大流行!
1月20日 日本全国46,199人、東京都8,638人の驚くべき感染者数を記録しています。感染力の強い「オミクロン株」は毎日倍々で増えています。一週間後の東京都は18,000人と予測しています。ただ変異したオミクロン株は感染力が強いが重症化率が低いとされ、世界各国の感染も同様の状況をたどり、経済活動との共存に舵を切っています。日本も蔓延防止対策が都道府県別に決定されています。

社会経済活動を混乱に陥れたコロナとの闘い
コロナとの戦いが2年間に及び感染症の脅威を感じ続けてきました。2020年1月20日中国習近平国家主席がパンデミックの兆候が発生したとして武漢市の都市封鎖を宣言して2年、世界は100年前のスペイン風邪の感染大流行以来の脅威にさらされ続けてきました。日本は横浜入港のダイヤモンドプリンセス号乗客・乗員3500人の対応と武漢市に滞在する日本人800人の救出、深夜のチャーター便(5便)による脱出劇の厳しい対応に追われました。あれから2年、東京オリンピック・パラリンピックを乗り越え、第5波の感染拡大と社会経済活動の厳しい状況を乗り越えてきました。日本は新変異株(オミクロン)の侵入の防止対策と第6波の拡散の懸念を抱きつつ混乱から抜け出そうとしています。

さらに表示する