静電防止塗り床 TF-コート

高度成長期の産業基盤のものづくりの過程で微細な粉塵・ほこりなどが浮遊しながら落下し床面や構造物の隙間に塊となって付着します。人が移動したり、空調などの風によって軽いものは舞い上がり、漂いながら吸い寄せられ製品に付着し不良品を引き起こし、さらに機械の誤作動や引火の要因にもなります。

固定された設備の下、通路に剥がれないTFコート

歴史を重ねた生産工場・食品工場・医薬品工場の生産ライン、物流センター、人やモノ、車両が走り回る個所、クリーンルームなど高度成長期の積み重ねられた空間が日本中に沢山あります。コンクリートの左官・塩ビ床材・専用塗料などの建築資材・施工・メンテナンスとして行われています。

塩ビ系では防滑性・耐薬品性・衝撃強度・装飾・デザイン性などを付加した製品が造られ店舗などにも使っています。

25年前お客様の声を聴き、剥がれない塗り床を目指して開発に着手し、長寿命化によるコスト削減と有効な機能性を付加した「剥がれない塗り床・TFコート」シリーズとして市場に送り出し、多くの場所でご採用頂いています。左官・内装材、市場の塗料では実現できないオンリーワン塗料として好評いただいています。

アシストはメーカーアルバー工業の熱交換塗料・防錆剤CCP-117の取り組みを推進しています。流通の事業者取り組みの中で、内部のメンテナンスの要望も加えて取り組みを広げます。

物や人のこする動作で静電気が発生します

小学生の頃下敷きで頭をこすると、髪の毛が下敷きに吸い上げられる現象を学びました。素材をこすりあうことで静電気が起こります。靴で地面をこすりつけることで静電気が起こっています。ラテックスやゴムなど電気を通しにくい人口素材を使った靴を履くと地面に流れずどんどんたまって静電気が発生します。乾燥する冬に多く発生します。

静電作用によって発生した不要物質が漂うことで半導体など高度な精密品を扱う工場や浮遊する細菌の付着を懸念する病院など最大限の注意を払う必要があります。クリーンルームの設置が求められ、人の移動や動作で引き起こすことから静電防止用のキャップ、衣類、靴などをまとい完全防備をする必要もあります。室内に異物の侵入や静電気による浮遊物のかたまりを造らず、床や壁の静電防止対策を行い安心安全な環境を整えることが必要です。静電防止に塗り床TF-コートを提案します。 

静電気がトラブルの発生の要因に!

私たちは暮らしの中で ”バチッ!”とした驚きを体感します。静電気が起こったと判断して過ごしています。人体や物質の摩擦によって金属などに触れると”静電気”は発生して驚きます。感じないところでも常に静電気発生状況に触れています。人の移動や床に靴をこすりつけることで摩擦による静電気が発生しています。この静電気が生産・作業現場で頻繁に起こって、時には大きなトラブルに発展します。

浮遊する小さな塵やごみは互いに合体し大きくなり床などに固まって積もってきます。ガソリンスタンドなど、給油ノズルに触れる前に「静電防止」パネルに手をかざして給油することを表示しています。

空間施設では常に危険性はともなっています。静電防止に配慮した塗床シリーズも開発しています。新設・メンテナンス時に静電防止の塗床シリーズを採用をお勧めしています。