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中国経済 2023年度GDP5.2%成長の裏側

不動産不況や金融不安の問題に直面

中国経済は、不動産不況や金融不安などの問題に直面しています1中国政府が公表したデータによると、失業率は約2億人に上り、若者の失業率も記録的な高さに達しています2また、外国からの投資の減少、輸出と通貨の低迷、そして不動産セクター危機も深刻な問題となっています3これらの問題は、中国経済が成長に依存している公共投資などに依存していることが原因の一つとされています4ただし、アナリストらは、世界的な大災害が差し迫っているという懸念は誇張されたものだとしています1.

中国政府は、金融政策をより効果的に運営する方針を示しています1中国人民銀行は、低迷する不動産市場を活性化させるため、市中銀行に対し住宅ローン金利を引き下げるよう促しています2また、中国政府は、財政政策を「適度に」強化すると表明しています1これにより、引き続き拡張的な財政政策が取られる見込みです2民営企業への強力な支援が奏功すれば、民営デベロッパーへの信頼感がある程度回復し、不動産市場も安定化に向かうと期待されます2監督当局は地方政府に対し、インフラ投資の資金を集める特別債の発行を加速させるよう働きかけています3.MicrosoftEdgeチャットで掲載修正

世界を制する中国 習近平政権の野望

2013年~10年 習近平政権の世界制覇の野望

毛沢東主席が主導した「文化大革命 1966~1976」の失政から、周恩来首相が提唱していた資本主義を取り入れる改革開放思想を、1978年復帰した鄧小平が引き継ぐ形で「改革開放」が打ち出されたとされ、役人の胡耀邦が総書記に就き、国務院総理趙紫陽を側近として実務に当たらせ政策を推進しました。その後「天安門事件弾圧」が勃発し鄧小平は軍制圧し、側近の胡耀邦、趙紫陽を解任しました。鄧小平は87歳老体を鞭打って武漢、深圳、上海など改革開放地に出向き檄を飛ばしたと言われています。鄧小平の後継者として江沢民が指名され、胡錦涛、温家宝などが選ばれました。同時に力を成した太子党派の習近平が現れました。

習近平派2013年就任と同時に掲げた政策 ~内外から厳しい対応を迫られている問題の一部~ 

  • 汚職撲滅運動 汚職や権力の乱用で揺らぐ中国の政権
  • 欧州に向かって、世界を制覇を目指す一帯一路構想の野望
  • AIIB(アジアインフラ投資銀行)は発展途上国に対する資金支援

掲げて、絶対的な権力を誇示し3期に及ぶ主席(3期目)を実現し中枢を側近で固めました。

10年前の野望の一部が行き過ぎたのではないかと思われる部分もある。(絶対的権力者)

世界を席捲する MADE IN CHINA
世界を席捲する MADE IN CHINA

高度成長を続ける中国に依存した世界

中国は、改革開放以来、外国資本の導入に加えて、農村部からの出稼ぎ労働者という安価で豊富な労働力を生かして、製造業を中心とした労働集約型産業において比較優位を獲得し、「世界の工場」としての大きな成長を遂げてきた。日本の戦後復興と高度成長は集団就職として労働力を支え、技術開発力を生かし繊維産業などに新しい製品を生み出しました。アメリカに追いつけ、追い越せのエネルギーで日本は成長しました。中国は10倍の人口労働力と外資の導入により「世界の工場」として欠かすことの出来ない国に成長していきました。中国2000年の歴史的国家の復活にかけた「習近平政権」は一帯一路構想を掲げ世界制覇の野望を鮮明にする時が来ました。世界一・二位の日本とアメリカはバブル経済の失政によって大きく後退した機を捕え、中国は世界制覇の野望に突き進みました。

中国に忍び寄るバブル経済(海外に広がる投資)

碧桂園のマレーシアフォーレストシテイー(巨大都市)
碧桂園のマレーシアフォーレストシテイー(巨大都市)

中国不動産不況から広がるバブルの危機

中国不動産大手恒大集団がデフォルトの危機が報じられたのは2021年12月、負債総額が48兆円の多額の負債を抱えていると報じられ、一斉に世界に広がりました。その後海外債務についてはデフォルトになりました。同時に報道されたのは中国の不動産事業は大手だけで250社あり債務内容に懸念あると付け加えられていました。政府は2020年度に示した不動産抑制策によって不動産事業者への融資が制限され一気に市場に暗雲が立ち込めました。その後、安全とされた一位の碧桂園の課題債務が報じられ危険水域を大きく超えていることが明確になってきました。

碧桂園はマレーシアでの巨大プロジェクト(4つの海の埋め立て洲へのフォーレストシテイー)、2023年放置できないのでマレーシア政府が資金融資をして開発を進めることに、又オーストラリアでの住宅建設(2019年開始 3600戸→現在50戸)売却撤退を発表。