防錆剤 CCP 検証・論文

マンション・駐車場・消火BOX塗装1年点検
防錆剤 CCP 検証・論文 · 05日 10月 2023
2022年8月、錆劣化のメンテナンス塗装を一年経過した状況で点検を実施しました。外部の立体駐車場・マンション地下の駐車場の鋼材部の塗装及び各階の消火BOXのメンテナンス塗装にアルバー工業製防錆剤CCPー117による錆劣化メンテナンスにより維持管理の長寿命化を図りました。細部に亘る確認を再現するため1年点検を行い報告書を作成しました。

溶融亜鉛めっきは1742年フランスの科学者P.J.Malouinが発明したといわれ、実際の操業は19世紀中期にフランス及びイギリスで始められました。 日本においては1906年、官営八幡製鉄所で切り板の鍍金が行われたのが最初と言われています。 日本でもほぼ100年の歴史ある防錆工法です。

産業界で大量に利用されている鋼材は錆びとの戦い、多くは亜鉛メッキ工法などで錆の進行を抑えています。防錆剤CCP-117は厳しいキャス試験で高いレベルの防錆力を証明しました。

歩道橋の柵や屋上の手すりなどに錆が発生して、醜く、危険が潜んでいます。大丈夫だと思っていると惨事につながります。

2011.3.11  宮城県牡鹿半島沖130㎞で起きた観測史上最大M9.0の巨大地震で発生した大津波が海岸線の全ての町を呑み込みました。 岩手県宮古市田老に残された6階建てのたろう観光ホテルが記憶遺産として保存されることになりました。

日本の鉄道は安心・安全を求めて設備技術の検証を行っています。沿岸部を走る鉄道において施設・設備に塩害による腐食が大きな課題になっています。検証論文が掲載され、防錆剤CCP-117が評価を得ました。

日本最大の鉄道会社 JR東日本の運行安全に防錆剤CCPが採用されています。首都圏・新幹線・ローカル線の安全運航を掲げる会社に小さな貢献ができています。