5年に一度の中国共産党大会が秋に迫り、習近平政権は3期目の続投を目指し準備を重ねています。昨年(2021年度 共産党創設100周年、中華人民共和国(中国)建国70周年を党主席として人民服姿で登壇し共産党一党支配の国力と権威を示しました。しかし、習近平崇拝(毛沢東・鄧小平・習近平)の歴史決議の試みに国内・世界との歪も起こっています。毛沢東の文化大革命、鄧小平の改革開放、習近平の一帯一路構想によって共産主義国家としての権力を維持し世界2位の経済国家を築きました。今、中国は2030年にアメリカを追い越し世界制覇の野望を抱いています。現在の中国の急成長の歴史は10数年の実績です。14億人の民の労働力と消費力に支えられ繁栄をもたらしていますが、世界制覇に向かう試みは大きな抵抗にも直面します。