関西国際空港に活気が戻る、海外から入国

68の国・地域からの短期滞在者のビザ免除

2年半に及ぶ入国時の厳しい検査対応に、10月11日～制限が撤廃され、症状がなければ検査なし、入国後の自宅待機などを求めず、ワクチン3回目接種証明か出発前の72時間以内の陰性証明提示による大幅な入国制限が免除されました。10月11日国際空港に多くの人が関西国際空港にやってきました。その後、各国の航空便の増便などが続いて日々活気が戻っています。コロナ前の最大の入国、中国は中国の政策によって今後大きく変わることも期待されます。台湾・韓国・香港・タイなどの便が復活・増便されています。海外からの日本の「円安」の恩恵で20％近い割安感で爆買い状況になっています。日本の免税店の商いは一気に増えています。感染が拡大している懸念がありますが、対応しながら冬を乗り切ることになります。

「全国旅行支援」と「入国制限撤廃」で活気が戻る

第7波との戦いの中で「コロナとの共存」を選択して政府の方針に乗って、観光業界は待ちに待った解放の時が訪れました。世界は共存の道を選択している中で「日本は最後の開放国」となりました。ただし、14億人の人員をかかえる中国は「ゼロコロナ政策」で当面難しい状況にあります。2021年の観光国別ランクで第1位の日本は「解禁になった今も街では国民はマスクを着けています。外国からの観光客は戸惑うと思いますが意外と観光地でもマスクを着けています。8波に向けた感染拡大も見え、インフルエンザワクチン接種も街医者で行われ、オミクロン株対応ワクチンも3カ月後の接種を行うことも決定され始まっています。「中国のゼロコロナ政策」の一部限界も見えてきています。世界が共通の対応で困難を乗り切る必要があります。韓国のハロウインの事故も起きましたが一歩一歩乗り切る必要があります。

航空会社・鉄道（新幹線）など黒字化へ

JYL・全日空、JR東海などの主要交通は都道府県民割・全国旅行支援・入国制限撤廃によって大幅な赤字→黒字が見えてきた。旅行会社も一気に活気を取り戻し回復に転じたと報道されています。各地の旅館・ホテルも予約が埋まり好況が戻ってきたとようです。ただし2年半の厳しい状況の中で、人員が確保できない旅館・ホテルなど観光業界の厳しさも浮かび上がっています。苦しみぬいた環境を、活気の戻ってきた観光業が、無理なく回復することをねがいます。一部には違法に値上げをしている事業者もいると報道されていますが、今後も安定した観光業が維持できることを願って、違法な価格高騰が起こらないことを祈ります。