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トヨタ 固体電池開発に出光興産と提携

トヨタと出光が「全固体電池」の量産化へ協業

全方位を貫くトヨタの戦略に心配の声

世界一位のトヨタの生産台数の維持

日本の自動車生産の技術力は他国を凌ぎ、信頼を得て着実に生産台数を維持しています。トヨタはハイブリット技術を駆使して世界のトップを走り続けています。しかし、二酸化炭素の排出削減が厳しく叫ばれる中、欧州の主力ジーゼル車の不正仕様発覚でつまずき、EV化に舵を切りました。中国も最大の二酸化炭素排出国として、EV化に舵を切り政府が中国メーカーに多額の補助金を投入してEVメーカーの支援を行い、急速にEV自動車の普及比率を高めています。アメリカのバイデン大統領もEV支援とアメリカでの自動車産業の維持拡大によって雇用を図る政策を掲げています。日本メーカーの中国販売は23年度上半期軒並みマイナスになっています。
中国全体の景気低下によってEV生産は鈍化しています。三菱自動車では中国工場を維持できる数値を大きく割り込んでいます。MicrosoftEdgeチャットで掲載修正

トヨタは何故、全方位戦略を続けるのか?

2010年2月、豊田章男社長が就任すぐ最大の出来事となったアメリカ議会公聴会への出席でした。アメリカで売れ出したプリウスのハイブリッド車は人身事故を起こす危険な車として問題になり、生死を分ける公聴会を就任すぐ御曹司豊田章男社長が出廷しました。結果は、安全性に問題がないとして公聴会を乗り切りました。トヨタ社長は涙しました。プリウスは日本・米国で順調に伸び、生産・販売を拡大し世界の販売台数トップ企業になりました。しかし、ハイブリッド技術で燃費効率を高め続けたトヨタは水素を利用した燃料電池車など、EV化による幅広い雇用の喪失、車載電池の高額、充電時間と航続距離、充電施設の整備、火力発電の電力由来の解消など課題は多いとして、全方位戦略を叫び続けています。一方で、固体電池などハイブリッド蓄電池で築き上げた技術を進化させる努力を続けています。政府や専門家から揶揄されるコメントや圧力に耐えながらトヨタの技術の研鑽を進めている気がしています。日本のものづくりのリーダー企業として歩み続けていただきたいと願います。