コロナと共存する 社会経済活動の歩み

コロナと社会経済活動の厳しい戦い

古くから疫病(はやり病)として恐れられてきた人類社会において感染症は”どこでどのようにして広がるか”分かりません。突然、2020年1月20日習近平国家主席”武漢市で感染が拡がり都市封鎖”の発生と対応を発表しました。新型コロナウイルスとして確認し世界(WHO)は対応を始めました。日本は春節前の中国人観光客の影響で数人感染が判明し、横浜港に入港した豪華観光客船(ダイアモンドプリンセス号)乗客・乗員3500人の隔離対応が慌ただしく取られました。中国の国家政策である一帯一路構想の都市国家イラン~イタリアに感染が拡がり加速してイタリアの一部都市で医療崩壊に至る感染拡大が報じられました。21世紀のグローバル社会において、多くの人が自由に行き来する社会が生まれ感染の広がりが加速しました。すぐに、欧州全域に広がり、大西洋を渡ってアメリカ大陸に拡大しました。各国は入国制限など社会経済活動の閉鎖に舵を切って2年、厳しい社会が今も続いています。

2020東京オリンピック 日本の厳しい対応

2020年3月29日 人気芸人志村けん(70歳)が新型コロナウイルス感染症で亡くなりました。日本人の多くが知る芸能人の死はコロナ感染の怖さを知らしめました。東京オリンピックはIOC・政府・東京都の三者会談で一年延期を決定、政府は4月7日7都府県(東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫・福岡)に緊急事態宣言を発出、4月16日全都道府県に宣言を拡大し人流抑制の厳しい感染対策を実施しました。

学校の閉鎖休校、人流の他府県を超える移動制限、海外との出入国制限・企業のテレワークへの推進、飲食業の時短・酒類提供禁止、3蜜の徹底、マスク・手洗いなどの注意喚起、社会は感染症による戦後最大の危機を乗り越える対策が始まりました。

日本はロックダウンなどの強権的な対策の法的な整備はなく、日本社会の人々が持つ”対応の力”によって対策を行うことが続けられました。

人間が持つ免疫力とワクチン接種との闘い

免疫力と3回目のワクチン接種 小児ワクチン接種

近年の呼吸器系感染症の推移

  • 2002年~2003年 重症急性呼吸器症候群(SARS )SARSコロナウイルスによる感染症 アジア~カナダで感染
  • 2012年~現在も  中東呼吸器症候群(MERS)MERSコロナウイルスによる感染症でアラビア半島の国々で発生拡大

SARS MERSのコロナウイルスによる呼吸器系感染症は一部地域で広がりを見せましたが、日本では広がりがなかったことから、今回の新型コロナウイルスの対応の遅れが指摘されました。

中国・韓国の拡大とロックダウン、中東~ヨーロッパへの急速な拡大の恐怖とダイアモンドプリンセス号、大阪のライブハウスのクラスター、韓国の教会でクラスター2000人の感染などが報じられました。新型コロナウイルスは肺炎を起こし重篤化する症状で、人気芸能人志村けんの死は衝撃を受け恐怖を覚えました。連日報道する中で「免疫」のKEYワードが重要であると報道されました。人間には持ち合わせた「免疫力」によって侵入するコロナを退治します。ワクチンは免疫力を高めるために接種します。

新型コロナウイルスの情報 ホームページへ

新型コロナウイルスが発生したころ、社会経済活動が混乱する中で、緊急事態宣言が発出され、事業サイトのトップページに「新型コロナウイルス」の情報が頻繁に掲載されることになりました。開催半年後に迫る東京オリンピック2020、関西空港の出入国禁止措置、4000万人の外国人観光客を予定していた観光立国日本の厳しい現実、オリンピック延期決定、4月7日緊急事態宣言発出、4月16日全国の都道府県に拡大、社会では経済活動ではない状況に陥り、PCR検査体制の強化、医療体制の拡充、人流移動の制限、飲食業の時短、酒類提供の制限、イベントの中止、コンサートやスポーツ開催の中止など取りうる対策を講じました。マスク・消毒液が不足、トイレットペーパーなどの店頭での入手が困難になりました。 世界に発信しているアシストホームページから日本社会の状況発信をしてきました。

今回の緊急事態宣言解除をもって、トップページの下に「情報サイト」を移動させます。落ち着いたらサイトをトップページから移動させます。検索ご利用ありがとうございます。 

アシストの事業展開も一部予定物件が先送りになっています。一日でも早い社会経済活動の完全な再開を待ち望んでいます 。~ アシストホームページ 中村 ~