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歴史あるガスプラント工場の錆劣化メンテナンス

沿岸沿い化学プラント配管鋼製架台メンテナンス

高度成長期に建設された化学プラント工場は時代に合わせてプラントの増設が繰り返され工場内は無数の配管でつながっています。主に建屋外の 鋼管・鋼材支柱が風雨の洗礼を受けてきました。沿岸の臨海コンビナート建設場所は「塩害」の被害を受けやすく、海水を含む風雨は鋼材への錆の影響を受け、錆劣化の速度が倍加されます。

ガスプラント工場で錆の上から塗れる機能性と省力化で強力な錆劣効果を発揮する防錆剤CCP-117を採用頂き、上塗りに温度を下げてくれる熱交換塗料を塗る塗布しました。

赤く錆びた角・L型鋼製支柱の隙間のない複雑な箇所での作業に錆の上から塗れるアルバー工業製防錆剤CCP-117、上塗りに熱交換塗料のオンリーワン製品が選定され、足場を利用しながら複雑なメンテナンス作業を完工することが出来ました。

堺泉北臨海工業団地 工場夜景 プラント工場 林立ち
堺泉北臨海工業団地 工場夜景 プラント工場 林立ち

プラント工場 防錆剤CCP-117+熱交換塗料 塗布

昭和期の高度成長の象徴である臨海工業団地は、全国津々浦々に建設され、高度成長と公害の歴史を作りました。

画像の堺泉北臨海工業地帯の煙突から黒い煙(スモッグ)が立ち上り空を真っ黒に覆いました。日本全国の海沿いに臨海工業地帯が立ち並び、四日市ゼンソクなど各地に歴史に残る公害を生みました。中国のPM2.5と同様物質が空を漂いました。

化石燃料から生まれる温室効果ガス(CO2)の排出は先進国の工場から発生しました。日本は臨海工業地帯で発生し公害物質との戦いになりました。令和の今、新興国を含め地球規模の温暖化対策が問われパリ協定によって温室効果ガス排出ゼロに向けて大きなチャレンジが始まっています。

50年前の堺泉北工業地帯も時代とともに高効率の排出ガスプラントに変わり、煙突から出る黒い煙は白い水蒸気などに変わっています。現在は化学工場も減少し、異業種の物流など多くの事業拠点に変化しています。

大都市圏・海沿いの立地条件が、環境と経済に配慮した場所に変遷し、高度成長期の様子が変わりました。

防錆剤CCP-117・熱交換塗料は温室効果ガス排出ゼロへ

臨海コンビナートに行くと工場内の各所でメンテナンス作業が行われています。工場内の仕様は千差万別ですが、高度成長期から今に至るまで幾多の変化に対応して棟の建設・改築が行われ、配管や設備のメンテナンスを繰り返しています。煙突の形状・高さも大きく変わりました。温室効果ガス排出ゼロに向けて、工場内も大きく変わります。オンリーワン商材 防錆剤CCP-117と熱交換塗料はプラント建設、メンテナンスに大きな役立ちが期待!!