ロシアのウクライナ侵略戦争によって世界のエネルギー資源が高騰し急激な物価高に見舞われています。1973年の第4次中東戦争によるオイルショックに苦しめられた世界はエネルギーを原子力発電と再生可能エネルギーの推進に力を注ぎました。しかし、安価で豊富な地下資源(石炭・原油・ガス)に頼る社会から抜け出せず、2011年の東日本大震災による福島原子力発電所の爆発事故によって世界の電力資源に再生可能エネルギーが注視されてきました。しかし温室効果ガスによる地球温暖化の影響が加速する中で化石燃料に変わる再生可能エネルギーへの転換が急がれてきました。ロシアのウクライナ侵略戦争によって中東・ロシア・アメリカ・・などの化石燃料輸出国と調達国によ価格調整が困難を極めて、原子力に回帰する動きも出ています。エネルギー資源の高厳しい中で、宮坂力(横浜桐蔭大学特任教授)が発明の「ペロブスカイト」太陽光発電パネルに注目、今、世界は開発実用化を競っています。日本も各大学・企業の多くが研究開発にしのぎを削っています。2025年に大阪梅北開発地域で実用化を目指している企業もあり、大阪・関西万博でも披露されることを期待しています