ワクチン接種加速(希望への歩み)

感染拡大の危機を対策とワクチン接種で!

 関西圏から拡大した変異ウイルスは全国に広がり、蔓延防止、緊急事態宣言の拡大で対応していますが、収束の目途がついていません。2月頃から始まった医療従事者へのワクチン接種も完了していません。モデルナ社製のワクチンが関西空港に入荷し、5月22日薬事承認され5月24日から東京・大阪で自衛隊の医療部隊による集団接種が始まりました。東京・大阪とも混乱もなく進められました。翌週から倍の規模で接種が行われます。自治体による高齢者接種も、集団・個別・大規模接種の体制が順次加速しているニュースが入ってきています。東京の大規模接種で一週間先の予約に空きがあり地域を拡大して予約を受け付ける状況になっています。高齢者が遠方の接種会場に足を運ぶ困難もあります。

感染拡大と医療のひっ迫に苦しむ地方自治体

感染対策で自治体の優等生であった吉村大阪府知事は、感染拡大し医療がひっ迫崩壊すると、厳しい批判をする人が増えています。府民の健康と休業要請する事業者の厳しい内情も理解を示しながら、なすすべもなく蔓延するコロナに立ち向かっています。知事は大きく転換する対策はワクチンに期待するしかないと表明しています。国とも協議し、近隣府県とも意思疎通を図りながら対応を行っています。ワクチンが打ち終わるまでの対策に全力を注入する。

自治体任せのワクチン接種対応に格差

開発が遅れ、外国メーカーに依存する日本政府の対応の遅れ、感染拡大すると厳しい批判が拡散し国に対応を求めます。

  • 国のワクチン確保が遅れる。漸く行きわたる。
  • 自治体任せの対応の違いが接種進捗に差がでる。
  • 自治体と医療関係との連携の良し悪しがでる。
  • 電話・ネット予約は高齢者に大きな負担となる。
  • 緊急に対応できない日本の医療制度の柔軟性を問う

高齢者に接種券が送られてきました。接種予約(電話・ネット)で受付、高齢者が慣れない対応に困惑、家族総出で対応が繰り返されても予約にたどり着きません。自治体と医療関係の硬直した対応の中で一人一人に寄り添った対応が実現されていない思いがします。