アフターコロナ 第4次産業革命の途上

2010年から始まっている第4次産業革命

デジタル技術の進化の過程で2010年に生まれたアップル社のスマートフォンの開発が第4次産業革命の入口で人間の究極的な通信システムが画期的な手法で世に出現しました。同時に光ファイバー通信の出現など、高速・大容量通信を可能にしてきました。2→3→4→5Gと急激に進化して第四次産業革命の社会が始まりました。

2020年新型コロナウイルスで世界は大混乱

世界第2位の経済大国中國から発した「新型コロナウイルス」は瞬く間にヨーロッパにうつり、最大の経済大国アメリカに感染が広がり世界は大混乱の中にあります。各国は医療崩壊を招き、ロックダウン(都市封鎖)に追い込まれ、グローバル化した世界経済活動が国境の封鎖によって、経済活動が止まってしまいました。2008年のリーマンショックの比ではなく、90年前の世界大恐慌(1929年)以上の悲劇的な惨状が起こり収束のめどが立たない状況にあります。人が行動し、集まり経済を動かせば、一方で感染も拡大する厳しい環境が世界の大混乱を招いています。

治療薬とワクチンの開発に全力を挙げる

世界の感染者数616万(6月1日現在)に達し、なお感染が広がっています。616万人(4か月間)世界に感染が拡大し南米ブラジル一国で一日3万人の急拡大を続けています。世界は治療薬とワクチンの開発競争を行っています。ワクチンを開発した国が勝利する様相すらあります。画像は16か国で共同開発しているワクチンです。

医薬開発の難しさともどかしさを感じながら期待が膨らみます。世界経済の復活はワクチン開発にかかっています。

IT技術の進化が問われた社会

感染症でIT社会の進化が問われる

高度成長期を経た日本社会はパソコン・半導体などで高度な技術を開発しIT先進国と言われ続けました。今も先端技術の能力は一部保持しながらも中國・韓国・台湾などの新興国の発展に後れを取っています。 急成長の新興国で社会インフラのIT利用先進国となり、新興国経済をけん引しています。新型コロナウイルス対策においても良悪はあるも日本社会は大きな後れを感じさせられています。アフターコロナで日本社会はIT改革を迫られることになりました。