· 

池江選手 白血病克服 復帰優勝 東京五輪へ

過酷な闘病生活は想像を絶する戦いでした

18歳の池江選手は白血病の宣告を受けて闘病生活に入りました。18歳の少女が苦しみを乗り越える意思を持ち、多くの人に闘病生活を公表しながら自身も発信を続け、2024年のパリオリンピックを目指して、抗がん剤治療など幾多の苦しみを乗り越えてきました。1年後には軽い運動を開始し、1年半後2020年8月、念願のプールに入り喜びの感触を表現しました。しかし、水着姿は瘦せ細り痛々しさも感じました。リハビリ治療をしながら徐々に社会生活とトレーニングを重ね、少し筋力もつけてきました。出場する小さな競技会で泳ぎ始めました。世界的な競泳選手としての力を徐々に発揮し、日本選手権の決勝に残るまでに力をつけてきました。しかし、東京五輪は夢としてパリへの目標を持ちながら、プールに帰ってきた思いを抱き100mバタフライの決勝まで進み、結果は優勝し東京五輪の出場を決めました。日本中が驚きと喜びに包まれました。

努力は報われる

白血病に侵されて闘病生活から奇跡の復活を遂げた「池江里佳子」選手の優勝でした。世界のアスリートからも祝福のメッセージが届いています。コロナ禍の苦しみの中で諦めないで努力姿を見せ続け、日本選手権の舞台で優勝を遂げ東京五輪の舞台へ立つことが出来ました。「努力は報われる」と表現し、国民に勇気と希望をもたらしてくれました。