日本の開発技術

燃料電池車(水素)Honda復活の発表
日本の開発技術 · 04日 2月 2023
2014年トヨタが燃料電池車(水素)の商用化MIRAIを発表し、ホンダも追随しました。2020年トヨタMIRAIⅡが発表されました。さらにトヨタはエンジンに水素を噴射してレーシング会場で走らせ、EV社会に警鐘を鳴らしてきました。水素自動車先駆者ホンダが沈黙する中で2040年全車種EV化を宣言、トヨタの全方位戦略に厳しい批判もありました。2022年12月技術のHondaがアメリカ工場で燃料電池車(水素車)の量産化の発表に驚きました。ハイブリッド車を共に世界に広めたTOYOTA・HONDA2社が揃って世界に挑戦することに大きな期待が膨らみました。

トヨタEV専用車台 量産化とコスト削減
日本の開発技術 · 25日 1月 2023
トヨタ自動車はEV自動車専用の車台を開発、中国・欧米で加速するEV化に対抗するため、発表していたEV自動車の生産をストップ、新たなEV専用の車台を開発し「量産化とコスト削減」を計って先行する米国テスラ・中国・韓国・欧州EVと対抗できる車種のラインナップを計ると表明しました。トヨタはエンジン車、ハイブリッド車、燃料電池車(水素車)水素エンジン車など広角に対応する自動車産業を堅持し日本の550万人の雇用を維持することを提起しながら世界一の自動車メーカーを目指しています。しかし、優位なハイブリッド車を超してEV自動車に走る世界の潮流を無視するわけにもいきません。ハイブリッド車と兼用(併用)できるEV車台をやめてEV専用の車台によってコスト競争力を高める開発の発表がありました。

自動運転技術で世界が注目するベンチャー企業
日本の開発技術 · 11日 1月 2023
自動運転技術は世界の悲願でIT企業大手アメリカGoogle、Amazon、中国Baiduなどが多額の資金を投じて開発を競っています。自由自在で安全な自動運転を確立するにはいくつもの障害を克服しなければ完成しません。基本ソフトを開発し改善を繰り返すことで安全の一歩が踏みだすオープンソースを提供する企業が注目されています。IT企業や自動車メーカー、ベンチャー企業などが競って開発を進めている自動運転技術が進化しています。日本の若き大学の准教授が8年前に開発した自動運転ソフトをオープンにすることで目に留まり賛同を得てスタートアップ企業ティアフォーを創業、基本ソフトウエアーを提供し、多くのユーザーから多くの改善点を拾い集め、基本ソフトを改善することでレベルアップを図り短期間で最新のソフト開発に繋げています。大手の独自開発に対抗するオープンソースの自動運転ソフトを目指して世界的に今注目されています。アメリカAppleと台湾ホンファイのEV自動車に自動運転技術搭載され、アメリカラスベガスで毎年開かれる世界最大規模のテクノロジー見本市「CES]に出店して注目されている日本人です。

太陽光発電「ペロブスカイト」発明(日本)
日本の開発技術 · 12日 12月 2022
ロシアのウクライナ侵略戦争によって世界のエネルギー資源が高騰し急激な物価高に見舞われています。1973年の第4次中東戦争によるオイルショックに苦しめられた世界はエネルギーを原子力発電と再生可能エネルギーの推進に力を注ぎました。しかし、安価で豊富な地下資源(石炭・原油・ガス)に頼る社会から抜け出せず、2011年の東日本大震災による福島原子力発電所の爆発事故によって世界の電力資源に再生可能エネルギーが注視されてきました。しかし温室効果ガスによる地球温暖化の影響が加速する中で化石燃料に変わる再生可能エネルギーへの転換が急がれてきました。ロシアのウクライナ侵略戦争によって中東・ロシア・アメリカ・・などの化石燃料輸出国と調達国によ価格調整が困難を極めて、原子力に回帰する動きも出ています。エネルギー資源の高厳しい中で、宮坂力(横浜桐蔭大学特任教授)が発明の「ペロブスカイト」太陽光発電パネルに注目、今、世界は開発実用化を競っています。日本も各大学・企業の多くが研究開発にしのぎを削っています。2025年に大阪梅北開発地域で実用化を目指している企業もあり、大阪・関西万博でも披露されることを期待しています

トヨタの全方位戦略と脱炭素の厳しい道
日本の開発技術 · 10日 10月 2022
世界は脱炭素「温室効果ガス排出ゼロ」社会の中で自動車のEV化が加速しています。世界のトヨタがハイブリッド技術で世界の自動車産業を牽引してトップ企業に成長しました。しかし、世界の自動車産業界は一気に電気自動車(EV化)戦略に軸足を移しています。北米・欧州・中国の政府、自動車産業界は車載電池の開発、生産に傾注し自動車からの排出ゼロを目指しています。日本政府がもEV化の流れが進む中で、トヨタのEV戦略の遅れを懸念しています。2021年12月、トヨタ社長が記者発表「2030年に350万台のEV自動車の生産」「電気自動車30車種」を発表しました。

HONDA・SONY EV自動車開発で提携
日本の開発技術 · 04日 3月 2022
2022年3月4日 ホンダ&ソニーがEV自動車開発の新会社設立を発表しました。本年度に会社設立しホンダのモビリティの開発力や車体製造技術とアフターサービス運営の実績とソニーが保有するイメージング・センシングや通信、各種エンターテイメント技術を提供して新しいモビリティとサービスの実現を目指すと発表しました。

日本の車載用電池 復権をかけた戦い
日本の開発技術 · 25日 2月 2022
世界の科学者がリチュームイオン電池に着目し、1985年日本の吉野彰氏が負極に炭素を使うことで完成しました。2019年開発の業績を称えられ吉野彰氏と2人の科学者が35年を過ぎてノーベル賞の候補となり受賞(2019年)しました。1991年ソニーがビデオカメラに搭載し商用化の道を開きました。商用化を初めて30年 リチュームイオン電池はEV自動車の車載電池として自動車産業を大きく変えようとしています。

技術大国へ復活を目指す日本 2022年
日本の開発技術 · 07日 1月 2022
2022年元旦 素晴らしい富士山を見上げ新たな一歩を踏み出しました。日本は世界一の富士山と高度成長期に積み重ねてきた技術があります。日本は頂点に達したときにバブル崩壊と平成不況の中で徐々に新興国の労働力と成長の過程でものづくりの移転が始まり、日本の産業空洞化が加速しました。高齢化した団塊の世代は愕然とし忸怩たる思いに駆られます。令和の中で次世代に復活を目指した新たな日本の歩みを願っています。

EV自動車・次世代電池・半導体の覇権争い
日本の開発技術 · 23日 9月 2021
一年前、国会で菅総理が所信表明演説で「2050年温室効果ガス排出ゼロ」宣言しました。日本の古代から脈々と受け継いできた伝統の技術と明治維新~近代化を走り抜け、太平洋戦争敗戦による厳しい戦後復興期をの中で基礎研究で培われた「ものづくり日本」が高度成長期を導き出し世界2位の経済大国になりました。しかし、バブル崩壊を境に新興国(台湾・中国・韓国・・)が勢いを増し、日本は平成不況(30年間の低成長期)で工場の海外移転で産業の空洞化が起こり、日本のものずくりの崩壊を招きました。コロナで「日本企業のマスク生産」は全て中国の工場生産で「緊急のアベノマスク」も生産地・入荷・配布が示されず役に立たず、何故かマスク生産の日本回帰が始まりました。

トヨタ自動車 車載電池関連に1・5兆円投資
日本の開発技術 · 09日 9月 2021
ものづくり日本を代表するトヨタ自動車が車載電池関連に10年間で1.5兆円の大型投資を発表しました。ハイブリッド車で世界を牽引してきたトヨタは、世界の自動車業界でEV車生産が加速する中、EV自動車をモーターショーで発表するも生産ラインに載っていません。トヨタは車載電池の開発「全固体電池」などの準備を密かに行っていると考えられます。2021年9月、2030年(10年間で)1.5兆円の車載電池開発と生産ラインの投資スケジュールを発表しEV車800万台(年間)目指すと発表しました。別の情報サイトで全固体電池を搭載した車両が公道によるテストを行っていると報じています。トヨタは水素やハイブリッド技術を駆使した複合的な先端技術開発を進めていることが分かり期待感が高まります。

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