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感染者1000万人突破 経済優先が影響

日本のマスク文化100年前から
日本のマスク文化100年前から

マスク文化と経済優先が感染拡大に影響

第一次世界大戦終了の頃(1918年 100年前)に流行したスペイン風邪によって3000万人以上の死者(世界)を出し、日本で人口の半数2350万人が感染し38万人の死者を記録しています。3年間の流行期間中にマスクの文化が始まりました。日清・日露戦争後で東アジアで影響力のあった日本のマスク文化が今も続いています。

日本は日常的に(冬~春)インフルエンザ・花粉症対策にマスクをつける習慣があります。現在、日本のマスク生産は中国に依存している現状があり不足する混乱を招きました。

欧米の先進国にマスク文化は無く新型コロナウイルス拡大でマスクの必要性が重要視され付けるようになりました。しかし最大の感染国トランプ大統領は必要ないと付けていません国のリーダーは経済優先を掲げ、マスクの防御をしていないアメリカ・ブラジル・ロシア・インドなどは感染が拡大しています。先日ペンス副大統領がマスクの着用を呼びかけました。

新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない

2020年1月中國から発生した新型コロナウイルスの感染拡大は世界に広がり、未だに収束の目途がつかない現状が続いています。世界各国は感染拡大・医療崩壊・ロックダウン・国家間の封鎖・移動制限・事業活動の停止・外出禁止・自粛要請など国や地域の可能な限りの対応を行ってきましたが、国境をまたいで感染が広がり続けています。日本では緊急事態宣言によって2か月近い自粛によって第一波を乗り越えました。今、東京都の首都圏において第2波の懸念も出てきています。経済を優先すれば感染が拡大することは間違いありません。

先進国アメリカ(世界第一位の経済大国)の感染者数は世界の25%を記録し、さらに拡大しています。2位ブラジル・3位ロシア・4位インドの新興国の拡大も止まりません。1~4位はリーダーの経済優先が大きな影響を受け、防御に対して曖昧な状況を作り、今から経済を止めることが出来ない状況になっています。

アフリカなど後進国にも感染が広がり、医療体制が整っていない劣悪な環境の中で感染が広がりを見せています。

ワクチンと治療薬の開発が急務

世界各国がワクチンと治療薬の開発にしのぎを削っています。ワクチンを開発した国が優先されると言われる中で、日本も開発を進めています。アメリカは桁違いの予算と人を投入して開発を急いでいます。日本はコツコツと実証を繰り返しています。世界一のコンピューター富岳が1年早めて新薬などの開発・予防などの数値を導き出しています。

新型コロナ対策に世界の技術が試されています。

感染予防策では追いつかない現状にワクチン・新薬開発が唯一の救いになると急いでいます。年内に医薬の開発ができれば経済活動も復活の目途が付くと思われます。