中国の大きな夢の実現に向けて「習近平政権3期目」が始まりました。ロシアのウクライナ侵攻と長期的な戦争状態によって、自由主義圏の結束を生み出し、専制主義国家としての権威の維持に強固な姿勢を示しています。10年前の就任時に掲げた「一帯一路構想」を軸に世界制覇の野望を貫き、世界2位の経済・軍事国家は世界一位の覇権国家を目指して果敢に挑戦を続けています。ソ連崩壊後、民主国家を目指したロシアも20年に及ぶプーチン政権によって専制主義国家としての歩みを選択、2014年ウクライナクリミア半島併合、2022年2月24日、ネオナチからの解放を掲げて大国ロシアがウクライナに侵攻し、共同支援している中国の振る舞いに自由主義圏が一致して対応する状況にあります。2025年工業強国を掲げ、2030年に米国を抜いて世界一位の強国中国を掲げています。内政では「共同富裕」を唱え毛沢東の共産党建国の思想を表明しています。