二刀流を目指してアメリカに渡った大谷翔平の軌跡
2018年2月（23歳）大谷翔平はメジャーリーグ（プロ野球の最高峰）へ「投打二刀流」を目指しアメリカに渡りました。二刀流を受け入れてくれたエンゼルス（DH制のア・リーグ西地区）で目標を目指してキャンプに臨みました。打撃・投手のいずれも難しい両刀「大谷選手」の厳しいキャンプ情報が飛び込んできました。
アメリカの最高峰の技術と身体能力、ボールの質の違いなど乗り越えるハードルに戸惑いました。情報ではボールの速さと球種の変化に対応するため足のステップなど試行錯誤を繰り返す。 開幕を迎えた4月に3試合連続ホームランの打撃、投げては7回までパーフェクトの投球で二刀流の始動はアメリカ大リーグの常識を超える革命児であると称された。4月末のヤンキーズ戦で一塁ベース上で捻挫登板を回避、怪我故障の世界を味わうことになりました。 2018年度成績 22本塁打 4勝
投打二刀流を追い求め怪我と闘い進化する
高校生の時から大リーグに憧れ目指してきた大谷翔平は日本のドラフト会議で「日本ハム指名」によって、指揮官栗山監督のもとで二刀流を志しました。高校野球では投手・4番は多くありますが、プロの世界では厳しい選択で近年では難しいとされてきました。大谷翔平は高校時代から究極の選択を貫いてきました。プロの世界では異質な投打の最高峰の結果を追い求める厳しさが指摘され続けました。大谷翔平の貫く意志の強さと日本ハム栗山監督、エンゼルスのマドン監督の理解を得て一歩一歩前進してきました。ファンも希望しました。大谷選手の目指す目標の高さと怪我や不振に追い込まれる中で、先の一点を見つめて地道な努力を繰り返す「大谷翔平28歳」を見続けてきました。最高レベルの大リーグで戦い続ける大谷翔平の可能性はこれからも楽しみです。
2021年度大リーグ最優秀選手（MVP）に満票選出
2021年シーズンア・リーグ最優秀選手（MVP）に大谷翔平（エンゼルス）が30人の大リーグ記者によって満票で選出されました。2001年のイチロー（マリナーズ）以来20年ぶりの選出の名誉に輝きました。
アメリカ大リーグ（ア・リーグ１６・ナ・リーグ１６ 計32球団）にマイナーリーグ（３A・2A・１A）の厳しい大リーグ機構の頂点にあります。日本のプロ野球からもパイオニアとして野茂英雄、イチロー、松井秀喜など一流選手が海を渡りました。日本の一流選手が大リーグのトップ選手として活躍できるのは一握りの選手です。世界の野球選手が夢を追い求めて大リーグを目指します。日本の一流選手も究極の野球とプロ選手の夢を追い求めて挑戦します。広大なアメリカの地を移動しながら過酷な挑戦が待っています。強靭な体と精神力が求められ秀でた技術と結果が求められます。過酷なマイナーリーグでの試練も待ち受けています。
大谷選手の活躍は不可能を可能にするエネルギーを受けることで日本人に「夢と歓喜」と希望を与え続けてくれています。
苦しみの中に新しい力を注いでくれます。 ありがとう大谷！！
