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自然災害が頻発する日本列島

コロナ禍の豪雨災害と猛暑につかれる

コロナの第一波を乗り越えた7月初旬、梅雨前線が日本列島に居座り各地の流域で大量の雨量で河川が氾濫する。

  • 九州南部 球磨川氾濫
  • 九州北部 筑後川流域氾濫
  • 岐阜長野 飛騨川氾濫
  • 広島島根 江の川氾濫
  • 山形   最上川氾濫

日本列島の一級河川流域に梅雨期の線状降水帯により50年に一度の集中豪雨で各地で氾濫し甚大な被害になりました。コロナ禍で復旧ボランテイアの確保もできず、被災住民は大変な苦労を強いられています。

近年発生した線状降水帯による被害

気象庁が発表する「線状降水帯」の表現が毎年聞くようになりました。積乱雲の順次発生により起こる集中豪雨で大量の雨量が継続して起こり河川氾濫に至ります。梅雨期や台風時にも同様の現象が近年頻繁に起こります。

  • 平成24年7月 九州北部豪雨
  • 平成25年8月 秋田・岩手豪雨
  • 平成26年8月 広島豪雨・土砂災害
  • 平成27年9月 関東・東北豪雨
  • 平成29年7月 九州北部豪雨
  • 平成30年7月 西日本豪雨
  • 令和  2年7月   日本列島各地豪雨

毎年のように起こる線状降水帯による甚大な被害は続き、大型台風による被害は重なって氾濫被害がさらに増加しています。

危険が迫る台風被害に備える

中国長江流域でも同様の豪雨災害

中国長江(アジア最大の河川)流域氾濫

日本列島に降り注ぐ雨は中国長江流域に居座る線状降水帯とつながっています。チベット山脈から繫がる長江は上海では揚子江ともよばれています。世界最大の三峡ダムがあり限界になり放流すると下流域で氾濫を起こす結果になって数千万の人が避難をしています。日本とは規模の違う氾濫も地球温暖化の影響があるか?