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中国海軍 軍事演習 米国空母2隻海域へ派遣

中国海軍 3地域で軍事演習(7/1~7/6)

中国は強大な軍事力を鼓舞し南シナ海の領有権を主張して軍事演習を行っています。世界の反対・懸念を押し切って南沙海域を埋め立て軍事拠点を築いています。ベトナム・フイリピン・ブルネイ・マレーシアなども領有権を主張して対立しています。軍事演習は東シナ海・黄海3海域に広げて演習を行いました。認めない台湾政府に対しても大きな軍事脅威を与えています。中国は自国とする「台湾」の存在が大きく台湾防衛に蔡英文総統は力を入れ、米国の協力を仰いでいます。台湾の2500mの山の頂上に高性能レーダーで監視しています。一国二制度を維持してきた香港の民主派の活動にも中国政府は厳しい対応で迫っています。

 尖閣諸島に侵入する中国海警船に日本巡視船が警告

日本の南端の石垣島は日本の観光客が沢山訪れ、リゾート地としても発展しています。傍の尖閣諸島は戦前・戦後も漁村として日本人が住んでいました。近くに日中の中間線があり石油埋蔵地域もあり、中国の領土だと主張をしています。現在日本の国の保有地として管理しています。中国は周辺海域に海警船が頻繁に航行し、日本の漁船などを追尾しています。侵入すると巡視艇が急行し警告をしています。石垣島周辺には自衛隊も配備され警戒に当たっています。沖縄と石垣島の間を中国空母が航行したり、潜水艦が通過したり厳しい警戒海域になっています。中国が外洋に出るには沖縄群島の間を通過します。先日石垣市の議会で尖閣の地名を一部変更した情報で中国は遺憾を表明した。(登野城→登野城尖閣に変更)

世界一を目指す中国の野心

中国製造2025の重点産業政策

2015年5月に習近平指導部が掲げた産業政策、次世代情報技術や新エネルギー車など10の重点分野と23品目を設定し、製造業の高度化を目指し、建国100年を迎える2049年に「世界の製造強国の先頭を目指す戦略を掲げた。習近平国家主席は永続的に権威を保つ改正も行った。急速に経済・軍事成長を遂げた中国の野心は

14億人の指導者として止めることのできない試みです。

リーマンショックの時に力を成した経済対策(新幹線網の建設・住宅建設・消費拡大)など高度成長期の政策は称賛されました。新型コロナ対策の世界経済の再生は低成長の中国は産業経済の、早期回復、マスクの増産外交・アフリカの借款免除などです。一方で、台湾総統選挙で蔡英文総統の圧勝になり厳しい中国の対応が求められ、昨年から一国二制度の維持(50年の23年目)に対して、中国全人代及び常任委員会で「国家安全維持法」の可決により、自由国家を求める香港市民の圧政が起こっています。日本の閣僚も遺憾を表明しています。