1992年、大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させることを究極の目標とする。「国連気候変動枠組条約」が採択され、世界は地球温暖化対策に全体で取り組んでいることに合意しまし、1995年~毎年開催されています。
1997年COP3が日本の京都で開催され、産業革命以来温室効果ガスを排出してきた先進国の責任において議定書(京都議定書)が作成されました。地球温暖化が加速する中で議論が繰り返され、18年後(2015年全ての国が参加する、ボトムアップ方式)の全ての国に削減目標を求めました。産業革命以来上昇した温度を2℃下げる目標に向かって歩みだしました。しかし世界2位の排出国米国のトランプ大統領は協定は不公平として就任後に離脱をしました。
最大の排出国中国(一位)・米国(二位)の覇権国家の対立の中で、ロシアのウクライナ侵略戦争によって地球温暖化対策にさらに暗雲が垂れ込めています。
2025年日本の気温上昇は止まらず、危険な猛暑日が記録的に続いています。後退するわけにはいかない地球温暖化対策の危機が迫っています。