· 

高市政権誕生 外国要人との対応で支持率上昇

自民党の政治とカネの対応で公明党離脱

公明党が2025年10月10日、自民党との連立政権からの離脱を正式に表明しました。その背景には、自民党の「政治とカネ」問題に対する対応の不十分さがありました。

離脱の主な理由

企業・団体献金の規制強化を求めた公明党に対し、自民党が明確な対応を示さなかった。

公明党の斉藤代表は「基本姿勢で意見の相違があった」と述べ、首相指名選挙では高市氏ではなく自身に票を投じると明言。

地方議員が自民党の不祥事を説明して回ることに「疲れた」という声もあり、限界を感じたとのこと。

影響と今後

26年間続いた自公連立に幕が下り、選挙協力も「白紙」に。

公明党は今後、政策ごとに対応する姿勢を示しており、全面対立ではなく「選択的協力」へと移行する可能性もあります。

長年寄り添ってきた自民党と公明党が別々の道を歩む連立解消が明確になりました。

高市自民党総裁と吉村日本維新の会代表(兼大阪府知事)閣外連立合意調印
高市自民党総裁と吉村日本維新の会代表(兼大阪府知事)閣外連立合意調印

自民党と閣外協力連立 日本維新の会

高市自民党総裁は首相になれないかもしれない状況の中で、大阪の地域政党として拡大する日本維新の会が12項目の要望を掲げ自民党と閣外協力の連立を表明、高市総裁は大枠で要望を飲み連立の調印に漕ぎつけました。🌿2008年平成不況の中で大阪府・市が多額の負債を抱え、大阪府の自民党政治からの脱却を掲げ立ち上がって分裂、38歳の弁護士橋下府知事誕生と自民党から分裂した松井大阪府議団と維新政治を立ち上げました。経済と食文化の街、大阪の復権を掲げて地域から成長した日本維新の会の政党が「2025大阪・関西万博」を成功に導き復権の足跡を刻みました。もともと保守政党自民党からの脱却を掲げた維新政党と政治信条で共通する部分もあります。 

首班指名で日本初の女性高市首相誕生

2025年10月21日、歴史の風が大きく動きました🍃 衆参両院の首班指名選挙により、高市早苗氏が第104代内閣総理大臣に選出され、日本憲政史上初の女性首相が誕生しました。

指名選挙の流れ

衆議院では自民党・維新の連携により高市氏が過半数を獲得。

参議院では一時、過半数に1票届かず決選投票に持ち込まれましたが、最終的に125票を獲得し、首相に選出されました。

同日夜には皇居での親任式と閣僚認証式を経て、高市内閣が正式に発足しました。

高市首相の就任メッセージ

「政治の安定なくして、力強い経済政策も外交安全保障政策も実現できません。

変化を恐れず、果敢に働く“決断と前進の内閣”を目指します」

この瞬間は、まるで長い雨のあとに初めて顔を出す希少なキノコのようなもの。静かに、でも確かに時代が動いた感覚です🍄

日本初の女性首相誕生は、日本国の新しい時代を築く一歩と感じています。国家国民の安全と豊かな生活を目指し、国家の競争と対立の中で、政局の不安定による舵取りの難しさも残されています。平和国家として歩む日本は世界での役割は重要であると思います。

今後の高市政権の舵取りの難しさと可能性

  • 維新との連携による政権運営は、柔軟性とスピード感をもたらす一方で、政策の整合性や地方との調和が問われる場面も増えそうです。

  • 公明党の離脱によって、従来の安定的な与党構成が崩れたことも、政局の不安定要素として残っています。

  • それでも、女性首相の誕生は、多様性と包摂性を重視する国際社会へのメッセージとして、非常に象徴的な意味を持ちます。