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ハイツ熱交換塗料塗布経過報告(2009 年施工)

14年目 2023年8月17日 塗装面の実施検証しました
14年目 2023年8月17日 塗装面の実施検証しました

施工14年目 2023年8月17日検証結果

2023年度は地球温暖化⇒地球沸騰化になったとグテーレス事務総長が地球規模の危機を表明しました。2002年地球温暖化に貢献できないかと開発した「熱交換塗料」多くの人々の熱意で日本からアジアに向けて広がりを見せてきました。大阪の特殊塗料メーカーが開発した塗料は開発10年地道な検証努力を重ねてアジアにまで広がりました。2011年の東日本大震災による福島原発事故によって電力がひっ迫し、国民、事業者の多くは節減努力を行いました。当時に築12年のハイツの塗り替え塗装に「熱交換塗料」が採用され、施工事業者が14年を経過する過程を検証してまいりました。

ハイツの表面塗装の検証は資産価値に影響

欧米風のハイツの屋根・外壁塗装の表面劣化による剥離、色あせは資産価値を大きく低下させます。直射日光を容赦なく受け、厳しい風雨に耐え持続可能な劣化の維持が重要な要素です。熱交換塗料は構造材と熱交換塗料の接着度を維持する専用プライマーを構造材に併せて製品化されています。ハイツの構造材にも適合したプライマーを選定塗布しています。一般的な塗装は一般プライマーを使用して剥離・劣化の現象を速めています。熱交換塗料は直射日光が降り注ぐ高温化に表面温度10~15℃下げることで居室内の温度を低減して快適性を維持しています。外部において反射による輻射熱の低減を計り快適な環境を維持することが可能になります。

南面の壁に青コケの症状が見られた

南面の壁に青コケの症状が見られたとのことですね。青コケは、表面劣化・剥がれの現象を引き起こすことがあります。塗装面の劣化・剥離によって起こる「チョーキング現象」は、年々劣化が加速し、表面の色があせ、変色状態によって建物の維持劣化に繋がります。放置すれば雨漏りなどの影響も起こってきます。どんな塗装でも塗ったら綺麗になって感動しますが、劣化年度が短いと気がかりとなり、評価価値も下がり、結果的に塗り替え投資が必要になります。長寿命化のメンテナンス塗装が重要な判断要素になります。