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ハリケーン「アイダ」アメリカに甚大な被害 

ハリケーン「アイダ」南部に上陸

8月30日ルイジアナ州に上陸し、強風が吹き荒れ送電網に甚大な被害をもたらし100万戸の停電をもたらし、北東部に移動しながら巨大都市ニューヨークに迫り集中豪雨による被害に拡大して50人以上の死者を出しています。

広大なアメリカに張り巡らされた送電網は鉄塔や電柱をなぎ倒し、密集する都市空間ニューヨークの地下鉄に雨水が流入する被害に及んで一週間後も復旧の目途が立っていません。バイデン大統領は被害のルイジアナ州で甚大な被害を観て「地球温暖化の影響」を示唆し対策に全力で取り組む姿勢を表明しました。

アメリカ「ハリケーン」日本「台風」

地球温暖化で台風の時期進路が変わる

日本に接近する「台風」は日本人にとって一定の時期に必ずやってきます。赤道近くで発生する熱帯性低気圧が発達して、高気圧や偏西風に乗って多くは日本近海にやってきて甚大な被害をもたらします。日本近海の海水温が1~2℃上昇し、気候変動もあって到達する時期、進路が大きく変わってきました。日本人は9月を台風シーズンとしてきましたが、近年、予想外の時期と進路をに驚きます。ハリケーンは台風以上の巨大化して上陸します。近年は中国大陸に向かう台風も多くなって、中国内陸部で甚大な豪雨災害が起こっています。全世界に異常気象が広がり被害が拡大しています。欧州でもライン川の氾濫、熱波によるギリシャ、イタリアでの山林火災など地球温暖化の影響はまぬかれません。