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高齢者のワクチン接種始まる 予約混乱

高齢者の接種予約に電話・ネットとも集中して繋がらない

75歳以上の高齢者が受話器を取ってかけるも全く繋がりません。「おかけなおしください」の言葉にうんざり諦める。同時に開いていたパソコンも集中して機能しません。高齢者にとって大変な一日になり、本日の予定は終了しました、次回の予約日の表示にがっくりする。当日は7000人分の予約(電話・ネット各3500人)を受け付け、子供や孫まで高齢者予約のサポートを行ったようです。全国の各自治体が同じような状況になった!! 一週間後に予約をしましたが全く同じ状況で繋がらず諦めました。 幸い近くの掛かりつけ医院に相談、”予約受付をするので10日に来てください” 当日開院9時の医院の前に8時前30人ぐらいの人が並んでいました。慌てて書類をもって並ぶ、8時半ごろ80人を超しました。33番の受付番号をもらって並びました。幸い5月22日と6月12日の予約が出来ました。 ~予約確定で一息つく~

自治体から対象者(高齢者)に予約券と予約方法などが封書で送られてきました。
自治体から対象者(高齢者)に予約券と予約方法などが封書で送られてきました。

菅総理は高齢者3500万人の接種を7月中に終える

日本は変異ウイルスの広がりで第4波の感染拡大が急角度で広がっています。2か月後に東京オリンピック開催を控え、多くの人が懸念を抱き始めました。ワクチン開発国米国・英国では昨年末からワクチン接種が始まり、急速に感染者数が減少しています。日本はワクチンの調達が遅れ、医療従事者の接種も完了していません。漸く日本の高齢者向けのワクチンの調達に目途がつき、総理が7月末まで、全力を挙げて完了すると表明しました。東京・大阪では自衛隊・民間事業者の協力を得て10000人(東京)5000人(大阪)/一日規模で拡大し、各自治体にも供給を滞りなくワクチンを供給するとしました。

地方自治体からワクチン接種券が高齢者を中心に郵送されてきました。国民に託された予約が大きな難関です。

予約受付と接種場所と体制の準備をする自治体

法律に縛られる政府・自治体・国民の苦痛

日本は全てにおいて法律に縛られ、感染予防は国民の自粛対策に依存し、政府が要請する緊急事態宣言、蔓延防止法などの制限を事業者、国民が従うことで感染拡大を抑えてきました。昨年末、英国で発生した変異ウイルスによって、対策が追いつかない事態に陥り第4波を迎えています。

ワクチン接種の自治体対応

市町村単位の自治体に委ねられたワクチン接種

各自治体は接種スケジュール・会場を住民に知らし、医師・看護師、役場職員等の事前準備を行ったマニュアルで一人一人の予約の受付を行ったうえで、当日接種を行います。人それぞれの年齢、行動、体調、などの違いを認識、確認しながらスムーズにワクチン接種を行うことが問われます。ファイザー製ワクチンは超低温-75℃以下に保ち当日打てる状態にして1瓶6人に注射器に分けて接種します。貴重なワクチンは余らすことはできません。

焦らずに予約をしよう、何とかなる!

多くの人は努力しても予約にたどり着きません。枠が終われば、次の予約日に連絡してください。諦めず、根気よく続けてください。先日昼頃まで予約電話を入れたが繋がりません。接種会場まで行って確認しました。朝会場分は10分で終了、電話を根気よくかけてくださいと言われ、帰る道中で電話がつながり予約しました。

高齢者の予約電話は長いようです。予約してから、会場までの道順を聞いてみたり、バスがあるか?、こんな薬を飲んでいるなど、問いかけが多く電話を切らない! ほかの人の電話がつながりにくい原因になっているようです!