コロナの感染拡大防止と経済再生の対応

感染拡大防止と経済再生

世界の感染者数3287万人・死者99万人(9月28日現在)新型コロナウイルスの猛威は収まる環境になく、良質なワクチン・治療薬の開発が確立していない状況で世界的な人の移動が閉ざされ経済活動が衝撃的な落ち込みで社会が立ち行かなくなっています。

日本は感染防止対策を行いながら、海外の駐在員、ビジネスマン、留学生を対象に徐々に解禁していく方針です。2020年に4000万人を目指していた外国人観光客は激減し、観光事業は大きな打撃を受けています。先ず、国内の移動制限を撤廃し「GOTOキャンペーン「」等を中心に経済再生の一歩を踏み出しました。戦後最大の実質GDPの数値は驚異のマイナスで、国、地方自治、事業者、国民が一丸となって国難を乗り切る覚悟が求められています。

GOTOキャンペーン事業

GOTOキャンペーン10月1日~東京も参入

7月22日から首都東京都を除く各道府県の移動制限を緩和し国内旅行の制限撤廃で疲弊している観光業関連の経済活動を再開しました。10月から東京都も参入して、コロナ対策をしながら経済活動の拡大を実施します。感染者数の多い東京を除外したことから、お盆の大移動も効果が半減しました。国民は解放を求めて、秋分の日の連休は小旅行を楽しみ高速道路に車が殺到しました。此れから、東京が復活して「GOTOキャンペーン」利用の効果で多くの人が観光旅行やイベントの観戦に訪れます。

GOTOキャンペーンの成功が鍵になる

GOTOキャンペーン 個人旅行 割引
GOTOキャンペーン 個人旅行 割引

観光による人の移動が感染拡大のリスク

感染拡大のリスクを伴う観光旅行などは、当面少数(家族)単位で、近いところで短期の旅行が主になると考えます。感染リスクの低減が判明したら徐々に大人数や団体も考えられます。国内旅行が安定したころに、世界的な感染状況を判断し外国人観光客の人数も徐々に広げていくと思われます。重要なのは一人一人の行動と感染対策の重要性及び検査体制の確立が不可欠です。すでに初詣の対策に乗り出しました。 

全米女子オープンテニス 無観客で大坂なおみ優勝
全米女子オープンテニス 無観客で大坂なおみ優勝

東京オリンピックを見据えた試み

一年延期して開催が予定されている「東京オリンピック」に向けて陣日が始まっています。全米、・全仏オープンテニス、全米オープンゴルフの開催を無観客で行っています。11月には世界的な体操競技が東京で予定されています。日本のプロ野球・サッカーJリーグの観客数も増やしています。先日プロ野球阪神球団の主力選手が感染判明、2軍選手と数名入れ替えました。球団が簡単な会食を解禁したすぐに数人の主力選手の会食で起こりました。ウイルスはどこで潜んでいるか分かりません。最大限の注意を払う必要があります。