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世界1 スパコン 富岳 完成

432台が設置されて連動した「富岳」
432台が設置されて連動した「富岳」

日本のスパコン「富岳」9年ぶり世界1
「京(けい)」の後継機である「富岳(ふがく)」は理化学研究所と富士通が令和3年運用開始を目指して開発完成し、世界ランクで首位が認められました。昨年で引退した「京」の100倍の計算能力があります。京と違って単純な計算速度よりも、利用者の使いやすさに重点を置いたスパコンを目指しました。京は専用のプログラム開発の必要性があったが、富岳は既存のソフトを使えるようにしました。
健康長寿社会・防災・エネルギー問題・産業競争力の強化など9つの重点分野で使われているソフトを京の100倍の速度で解析を目指します。京で1年かかるものが数日で解けるスパコンになりました。

米国IBMが1964年に開発したのがスパコンの始まりで主導してきました。近年は中国もスパコン開発を行っています。経済大国3国でスパコンの世界競争を行っています。スパコン技術は新しい光・量子コンピューターなどの未知の技術開発も行われています。今後もさらに進化したスパコンができます。

インターネット社会とデジタル技術の進化

第4次産業革命の時代が訪れている

第3次産業革命は原子力発電とコンピューター時代と言われています。スパコンは演算の量と速さを競ってきました。原子力発電は福島原発の爆発事故で行き詰まり再生可能エネルギーへの転換を迫られています。

産業革命は製造業の革新によって起こってきました。第4次産業革命(2015年~)は製造業+非製造業をデジタル技術で革命をもたらす時代になったと言われています。25年前にWWW.によるデーターの世界共通のアドレス化が行われ、インターネット社会が誕生し高速通信によって何時でも、何処でもデーターを掲載、閲覧可能になりました。全ての産業が同時に連携できる社会が生まれつつあります。lot(モノのインターネット)+ビッグデータ(大量のデータ)~AI技術(人工知能)が生まれます。2020年~5G(第5世代の高速通信)によって世界の距離が縮まります。