日本の復活 令和の改革 · 24日 3月 2024
世界は脱炭素社会の実現に向けて、国家戦略として自動車のEV化が加速しています。しかし、日本はハイブリッド技術等のエンジンが主流を占めEV車の比率が伸びていません。
政府、経済界は世界に遅れをとっていると自動車工業会の姿勢に懸念を示し、ハイブリッド先進国日本の筆頭トヨタは厳しい声を浴びてきました。自動車工業会豊田会長は550万人の雇用を守ると宣言し、トヨタは全方位戦略で対応してきました。しかし、2023年度ジャパンモビリテーショーで中国EVーBYDは巨大ブースを設け日本進出に自信を示しBYDは国家的な支援の下、テスラを抜いて世界一のEVメーカーに成長しました。しかし、トヨタは長年培ったエンジン技術の良さも取り入れつつ、EV自動車2030年350万台の方針を打ち出しながらHV車、PHEV車、水素車など全方位戦略を貫いています。一方でトヨタはハイブリッドで培った技術を最大限生かし、出光興産と提携して固体電池開発にも全力を挙げています。
中国は行き詰まった不動産開発に変わって政府はEV自動車産業に積極的な支援策を設け世界戦略として位置づけて攻勢をかけています。