習近平氏が3期目(共産党大会)続投が示される中、2022年度を迎えました。中国発の新型コロナウイルスは変異株を繰り返し本年の第6波~感染力の強いオミクロン株が主流に置き換わり感染者数が世界で格段に増加しました。新型コロナウイルスによって世界の社会経済活動はズタズタに壊されてきました。一方で感染対策とワクチン接種を繰り返し乗り越える中、WHO(世界保健機関)各国の医療関係はオミクロン株は感染力が強いが重症化率が低いと判断し、コロナとの共存の道を歩み始めました。日本も10月12日~日本国内の行動制限を解除し、海外からの入国も基本的に全面解除の方針を打ち出しました。しかし、中国は5月のWHOの懸念も聞き入れず「ゼロコロナ政策」成功の証として頑なに維持することを選択しました。全人代も終わり習近平政権3期目が始まった12月新疆地区での火災による死者は感染対策の閉鎖によって救出が遅れて死者を出したと抗議の集会が散発的に中国各地で白紙の紙を掲げるデモに発展、”ゼロコロナ政策をやめろ、習近平退陣せよ”と叫びデモが世界各地にも広がり12月7日中国保健局がコロナ対策の緩和を発表して落ち着きを取り戻した。