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築50年の戸建て木造住宅に熱交換塗料塗布

築50年の南面のベランダ・テラスの全面改修に併せ、外壁に熱交換塗料塗布
築50年の南面のベランダ・テラスの全面改修に併せ、外壁に熱交換塗料塗布

お客様は地球温暖化対策に関心

お客様は地球温暖化対策に関心を持たれ、出来ることはリフォームの機会に「省エネ」の意識で建築会社に相談をしてこられ取り入れてきました。

:温暖化と省エネ・温熱環境の改善

  • 再生可能エネルギー太陽光発電設置:2009年から導入された補助金制度を利用して設置(投資費用8年で償却)現在も稼働中(屋根の上に設置)
  • 部屋の窓に内窓(二重窓)を13ケ所設置:2011年の東日本大震災・福島原発事故による電力需要ひっ迫の中で省エネ対策を検討
  • 2階屋根裏の床と1階のリビング床下の断熱材全面敷き詰め施工実施で省エネ効果あり!
  • 壁面の断熱が気がかりだった。今回のリフォームで、南面のベランダ・テラスの全面改修に併せ、太陽光線の厳しい南面・西面壁の塗装による断熱を希望、熱交換塗料を推奨!

今年:2025年夏は過去最高の猛暑日が6月から続き、梅雨の時期が不明になるような日々が続きました。リフォーム工事は6月一杯の予定で進められましたが、豪雨と猛暑の厳しい日が続きました。

画像は西日が強く当たる玄関側の壁です養生網で少し陰っています
画像は西日が強く当たる玄関側の壁です養生網で少し陰っています

”熱交換塗料”を塗布

梅雨の合間を縫って、塗装職人が塗布を開始しました。足場の設置は劣化した樋の取り換え、壁面2面≒100㎡(南・西)の洗浄作業から始まりました。カタログで提案させていただいた”熱交換塗料”の下地塑料(プライマー)施工が始まり、職人さんが刷毛とローラーを使い分け、熱交換塗料の中塗り・上塗り施工を繰り返しました。

  • 職人さん:遮熱塗料・断熱塗料を塗ってきましたが”熱交換塗料”の施工は初めてでした。仕上げのDー53を塗ると空気が”冷や”とします。35度近い太陽光線が差し込んでも”熱く感じません”と言う。施主さんが温度変化を何度も聞いていました。
  • カタログに表現していることが実現されています。此れから10年~20年剥離しない限り25℃以上になると塗膜内でエネルギー運動が起こり温度を下げてくれます。気温が35℃以上になって壁に手を当てても熱くなりません。太陽光線が直接あたっても”熱交換塗料”で表面温度を10~15℃下げてくれます。

小窓に熱交フイルム 施工

お客様が応接間で工務店のサポートを得ながら小窓に貼り付けカットしました
お客様が応接間で工務店のサポートを得ながら小窓に貼り付けカットしました。

内窓の無い 小窓に熱交フイルム

温暖化の影響化、今年はさらに厳しい夏になっています。熱交換塗料塗布で室内の温熱環境が変わりました。しかし、完成前からお客様は2階の小窓の内窓対策が気がかりになっておられました。今年も猛暑の夏日に容赦なく照り付ける直射日光が降り注ぎ小窓のガラスを通し階段及び2階廊下・2階のトイレが耐えられない高温になっています。

小窓6枚に熱交フイルムをお客様の要望で対応し、お客様が施工され完了し環境が少し改善されたと報告を頂きました。お客様が12年前内窓13ケ所は補助金で設置されていましたが、小窓は残されていました。少しでも緩和するため、アシストが窓用熱交換フイルムとして、アルバー工業と開発した「熱交フイルム」93㎝幅を、宅送便で送付させていただきました。

後期高齢者の施主さんのリフォームの感想

部屋のスイッチで、静かに上下する電動シャッターに感動
部屋のスイッチで、静かに上下する電動シャッターに感動

最高の感動 電動シャッター2か所設置

高齢になったお施主さんのリフォームの相談を受け、劣化と環境改善を図る計画を提案させていただきました。

  • 南面の朽ちかけて危険なベランダと50年前に設置したテラスの撤去と新設
  •  朝と夜、雨戸の開け閉めに苦労 電動シャッター2か所取り換え。感動!!
  • 玄関・リビングの劣化した床材の上から電気床暖設置(リビング)、冬に期待!
  • 台所の朽ちかけた出窓の改修 ゴキブリやアリが自由に出入り解消
  • 南・西面に熱交換塗料を塗って部屋の中が熱くなるのを少しでも和らげる

施主さんご夫妻が、これから15~20年の住み家に改装しました。隣に子供さん宅と通路で繋がっています。