
燦燦と照りつける屋根裏から室内温度改善
燦燦と照りつける住宅・工場のスレートや鋼板屋根の表面温度が70℃以上になります。2003年に地球温暖化に貢献する塗料として開発された、塗膜に含まれる2つの物質によって運動エネルギーと起電現象が起こる「熱交換塗料」を塗布することで表面温度が15℃低減されることで室内温度が2~5℃低減されます。近年5~10月の夏季の温度上昇による不快な室内温度の改善とエアコン費用の低減を実現します。

熱交換塗料は遮熱塗料と異にする開発塗料
熱交換塗料は塗料に特殊なハイブリッド素材の配合で薄い塗膜内で25℃以上になると温度を下げる運動エネルギーと起電作用によってが起こる夢のような塗料です。一般的には白を基調とした反射型の遮熱塗料が多く使われてきました。2003年地球温暖化に貢献できないか科学者によって開発された熱交換塗料は10年間のPR期間を経て2011年の東日本大震災の時に、電力不足を補う画期的な塗料として日本全国及び東南アジアに広がりを見せました。

熱交換塗料は異なる下地材に配慮
鉄材・鋼材・スレート・コンクリート・アスファルト・木材・・など多様な構造物・道路・駐車場などに塗布が広がりました。開発者はオンリーワン素材として、多様な下地材との接着塗料(プライマー)にも最新の研究開発を加え、風化や剥離による劣化を防ぐため、下地材に応じたプライマー(接着塗料)の開発を同時に行いました。今回のA邸スレート屋根の下塗りにO-701Hプライマーを塗布、上塗りに熱交換塗料D-53グレーを中塗り・上塗りを行いました。
2025年度のA邸5月~10月2階居室温度楽しみ

熱交換塗料を塗布した2階が快適
屋根に熱交換塗料を塗布することで、2階の寝室・子供部屋・廊下など”ムッ”とする環境が改善されます。温暖化により年々厳しい夏を過ごすことになっていますが、熱交換塗料を塗布することで、A邸の屋根裏に侵入する太陽熱を低減することになります。温度が25℃以上になると薄い塗膜の中の運動エネルギーによって温度を下げる行動が自然とおこなわれます。表面温度が50℃~70℃→35℃~55℃まで15℃近く下がります。
屋根裏部屋の温度が2℃~5℃近く下がります。
4月に塗布したので今年の初夏~真夏の時期(5月~10月)昨年とは違う環境が生まれます。クーラーの運転頻度が減少します。
楽しみな夏を過ごしてください。