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内閣総理大臣に岸田文雄氏が衆参両院で選任

100代内閣総理大臣に岸田文雄氏

長期の安倍、短期の菅に続いて100代目内閣総理大臣に、前回菅総理に敗れた岸田文雄氏が自民党総裁選を勝ち抜き、衆参両院国会の首班指名で100代目の内閣総理大臣に指名されました。コロナ禍の中で支持率低下を招いた菅総理に変わって日本の舵取りに決まりました。内政、外交の厳しい状況の中で1億2千万人のリーダーとして国民に答える必要があります。コロナ禍の厳しい中で台頭する中国に向き合いながら、日本の未来を背負った重要な役目を国民は期待しています。戦後の平和と成長を目指して走り続けた日本は、新興国の急成長の中で、特に人口、経済、技術、軍備など強国になった中国と向き合う姿勢が求められています。 

岸田内閣発足 13名の新任内閣誕生

首班指名で岸田内閣総理大臣就任後、すぐに組閣に入り、新入閣13名の顔ぶれが決まりました。派閥均衡、自民党総裁選で近くで支援してくれた議員、連携与党の公明党などに配慮し、議員歴3期の新しい大臣も選任されました。国民に名前も知らない大臣も含まれ、任期解散の衆議院選挙を戦うことになります。野党の厳しい攻撃の中で岸田新内閣は10月31日総選挙で最初の国民の審判を仰ぎます。選挙戦での与党・野党の激論の中で素顔と本音が出て厳しい論戦に発展します。新内閣の閣僚も同時に審判を仰ぐことになります。

岸田内閣誕生に起こるコロナ収束と株価急落

岸田内閣誕生と同時に起こった株価暴落

2020年のコロナ第2波の時、安倍総理の病再発で退任した時の株価→菅総理→岸田総理株価変動

  •  8月27日 23,208円 (安倍首相辞任)
  •  9月16日 23,475円 (菅首相就任)
  • 12月29日 27,000円(菅内閣)
  •  2月15日 30,000円(菅内閣)
  •  9月3日   29,128円 (菅総裁不出馬)
  •  9月17日 30,500円(中国恒大危機)
  •  9月24日 30248円 (株価回復)
  • 10月 1日 28,771円 (岸田自民党総裁)
  • 10月5日  27466円 (岸田ショック)

岸田内閣にとって厳しい株価数値が示されています。大きな要因は中国不動産大手恒大デフォルト危機と原油高による経済の圧迫が大きな要因です。新型コロナ感染拡大第5波は急速に収束の数値を示して、日本の緊急事態宣言が9月30日で全面解除され、10月1日、多くの人が街へ繰り出し賑わっています。経済活動の再開に向けて政府の制度も動き出そうとしています。この期待感は株価に反映されていません。