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松山英樹 マスターズゴルフ優勝

男子プロゴルフ、世界の4大タイトル初優勝

世界の50位以内、世界の地域の上位、歴代優勝者などに与えられる「マスターズ招待選手」によってアメリカ南部ジョージア州オーガスタゴルフクラブで世界最高峰の男子ゴルフ大会が4月8日~11日開催されました。日本からアメリカで転戦する松山英樹選手一人の出場となりました。日本人が何度も挑戦して過去4位が最高順位で、毎年、今年こそと期待を抱いてきましたが、世界の最高の難コース攻略は許されませんでした。前日トップに立った松山英樹は東北福祉大学生19歳の時(2011年東日本大震災一か月後にアマ選手として招待を受け、大災難の時人々に押されて出場)から10年、翌年プロ選手となり、アメリカのツアーに参戦し、連続マスターズに出場し続けています。今年、10年目の年に初優勝の快挙を遂げました。

コロナ蔓延の暗闇に松山英樹の優勝が希望の光へ

世界のゴルファー&ファンにとって最高の大会マスターズの闘いが最終日を迎え、トップでスタートした松山英樹の優勝を期待しました。しかし、魔物が住むという後半9ホール、特にアーメンコーナーと言われるホールに差し掛かると厳しい戦いになり、祈る思いで画面を見続けました。漸く最終ホールのバンカーショットがピン(旗)近くにより優勝を確信しました。それでも外れて一打差の優勝となり、優勝者に伝統のグリーンジャケットが与えられ、松山英樹は生涯招待される名誉を得ました。過去の優勝者はタイガーウッズ、ジャックニクラウス、アーノルドパーマーなど、世界の憧れのプロゴルファーに優勝の名誉が与えられています。大阪で開かれた花の万国博覧会会場に13番ショートホールを再現して、バブル期のゴルフファンが味わいました。バブル期、日本中に沢山のゴルフ場が造られました。平成不況とともにゴルフブームも下火となり、ゴルフ人口も減少しました。2019年、43年ぶりに全英女子オープンゴルフで渋野日奈子がメジャー優勝し、女子ゴルフの人気が高まり黄金世代、続く世代が火付け役になって、若い世代にブームの再現の火が灯り、松山の優勝でさらに活気が出てくることが予感されます。

コロナ過で飲食による感染拡大で、郊外で感染が少ないゴルフ人口が増えてきています。

コロナ過でスポーツから得る感動と希望の光

コロナ過で東京オリンピックが一年延期で落胆

2020年1月中国で発表された「新型コロナウイルス」は瞬くままに世界に広まり、都市ロックダウンや医療崩壊が起こり、全ての人の移動が制限されました。3月末にはオリンピックの初の一年間延期が決定され、日本は緊急事態宣言発令で、学校が休校となりゴールデンウイークには人の移動も制限されました。スポーツイベントもほぼ中止に追い込まれ、春の高校野球む中止に追い込まれました。プロ野球、サッカーJリーグ、バスケBリーグなどほぼ全てのスポーツが中止されました。第一波が落ち着いた夏ごろから、無観客試合として開催され、スポーツも厳しい状況にありました。日本だけでなく最大の感染国となったアメリカでも同様になり、マスターズも春→秋に変更して無観客で実施しました。徐々に回復する社会においてスポーツから受ける感動を多くの人が待ち望んでします。