3区でトップに立った青学は首位を譲らづ
大学駅伝5連覇中の駒大は一区から飛び出し、1区9位の青学と35秒の差で始まりました。花の2区を青学の黒田(2年)は首位駒大に13秒縮め3区に繋ぎ、青学の3区太田蒼生、大学長距離界№1の駒大佐藤選手を追いかけ、新記録の走りをして首位に躍り出ました。佐藤選手も歴代2位の記録の壮絶な戦いを制しました。続く4区も勢いを成した青学は27秒広げる走りをして、5区山登りに繋げ区間2位の記録で走り往路新記録で優勝を遂げ、駒大と2分38秒(900m)大差で翌日の復路へつなぎました。
出雲・全日本・箱根の3大駅伝を制する駒大
復活した常勝軍団「駒大」は2022年度大学3大駅伝を制し、2023年度も出雲駅伝・全日本大学駅伝(熱田~伊勢路)完全優勝を遂げる強さを発揮し、青学を始め他の大学を寄せ付けない強さを誇っていました。青学大は何としても阻止したいと「負けてたまるか!大作戦」を掲げて選ばれた10人の選手は快走して往路優勝、2分38秒の差を復路でも広げ駒大に6分以上の大差をつけて復路を駆け抜け、復路優勝し、新記録で総合優勝しました。多くの人は絶対的な駒大の強さを予想し、青学が勝利する難しさを評価していました。
100回を数える箱根駅伝は、区間20㎞以上を10人(10区間)で争う過酷な競技で完璧な走破は難しく、多くのドラマが生まれる大会です。青学の選ばれたメンバーは一本のタスキをつないで最高の走りをいたと思います。青学おめでとう!
元日の令和6年能登半島地震(巨大地震発生)の中での戦いでした。
全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)
68回実業団対抗駅伝 トヨタ自動車優勝
元旦、群馬県で開かれるニューイヤー駅伝が、全国の地域予選を経て選ばれた41チームが100㎞(7区間)で競い、トヨタ自動車4:49:02で走破し8年ぶりに優勝しました。2位ホンダ、3位旭化成の結果となりました。
元旦恒例のニューイヤー駅伝にを観戦しながら新年を祝いました。多くは、年末から移動し新たな新年を祝っていました。空っ風が吹く群馬県の県庁前スタート~ゴールを7区間に分かれて、日本の精鋭の実業団の選手が競い、終始リードしたトヨタ自動車が8年ぶりの優勝のテープを切りました。日本の実業団に所属する外国人の精鋭は3区で競い、日本のプロランナー大迫傑(区間2位)、大学卒業の日本のエース田澤廉も3区(区間2位)でタスキをつなぎました。元旦の歓談中の夕方4時過ぎ、日本列島が地震で大きく揺れました。