第4次産業革命のIT・AI技術の進化の中で、世界に投資を繰り返すソフトバンクグループ代表「孫正義」の動向があります。IT技術に影響力を生み出したマイクロソフト ビルゲイツ、アップル ジョブズの中にあって実業家として奇才を発揮する孫正義の存在があります。
先手必勝で投資する孫正義の野望
安倍首相が就任前のトランプ大統領に会う前、2016年11月6日孫正義はアメリカ次期大統領トランプ氏と会談。アメリカに500億ドルの投資と5万人の雇用をつくることを約束しました。
IT・AI技術の変化の中で、孫正義は先手必勝で行動する実業家として注目されている。
IT関連企業のM&A・出資する野望
アメリカから帰国した孫正義は1981年にパソコン用ソフトウエアの卸、日本ソフトバンク創業。1994年店頭公開し米国企業のM&A・出資を行い米ヤフーへの出資に成功し、ヤフージャパンをつくりソフトバンクグループの優良子会社となっています。
日本の携帯会社 ソフトバンク
ソフトバンクは英ボーダフォンの日本法人の携帯電話事業を1兆7500億円で買収してソフトバンク携帯事業がスタートしました。日本はNTTのドコモとKDDIの AUに絞られ、総務省の電波枠など多くの規制と戦い、巨大企業と競争し続け、ソフトバンク孫正義は乗り越えてきました。
孫正義育英財団
公益財団法人 孫正義育英財団
設立日 平成28年12月5日
所在地 東京都港区東新橋 1丁目9番1号
代表理事 孫正義 | ソフトバンクグループ代表
副代表理事 山中伸弥 | 京都大学iPS細胞
理事 五神真 | 東京大学総長
佐藤康博 | みずほグループ 会長
國部毅 | 三井住友グループ会長
青野史寛 | ソフトバンク 専務執行役員 評議員 羽生善治 | 日本将棋連盟棋士・・・
山中教授と意気投合
孫正義はIPS細胞研究の山中伸弥教授との対談で意気投合し、私財で翌年(2017年)財団設立一期生95名を選抜、現、二期生を交えて154名の起業家を目指す生徒(小学生~20代の社会人)の支援をスタートさせています。
- 代表理事 孫正義(ソフトバンク)
- 副代表理事 山中伸弥教授 IPS細胞
- 理事 五神真 | 東京大学総長
- 議員 羽生善治9段 永世棋士
育英財団の生徒の前で孫正義の設立への思いを語り4人のコメンテイターとの座談会を
動画(ユーチューブ)で掲載していました。 30万人の人が聴取 計 1時間30分の長時間
興味のある方、時間が許される方へ
鳥栖市無番地で生まれた孫正義
1957年佐賀県鳥栖市生まれの61歳、在日韓国人実業家の次男で久留米大学付属高校へ入学後、勧められた司馬遼太郎「竜馬がゆく」を読んで、4週間の語学研修でアメリカへ、翌年高校を退学渡米、カレッジを経て高校へ編入飛び級で高校を卒業し大学へ進学しました。
22歳で自動翻訳機を1億円でシャープに売る
1979年22歳の時、開発した自動翻訳機をシャープに売り込んで得た1億円を元手にコンピューターソフト開発会社を設立、カリフォルニア大学バークレー校を卒業(経済学士)帰国、1981年福岡で会社を立ち上げ、1983年慢性肝炎で社長を退き3年間病の苦しみを経験する。
ベンチャー三銃士
1986年社長に復帰、当時ベンチャー三銃士(パソナの南部、HISの澤田、SBの孫)と言われ、時代の寵児となっていきました。1990年株式会社ソフトバンク、自身も帰化し1994年株式を店頭公開しました。1996年日本ヤフー設立(ヤフーとソフトバンクで)運営開始する。
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