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中国 ネット通販アリババ 驚異の売り上げ

11月11日 通販 3兆5千億円

中国のインターネット通販大手「アリババ」による11月11日の「独身の日」の値引きセールの取引総額が過去最高を更新しました。 
日本時間の12日午前0時時点でのアリババの取引総額は約2037億元、日本円にして3兆3000億円となり、去年の約2兆8000億円をすでに上回っています。取り扱いの製品の国別でみると日本製品がTOPを示しています。

中国は国内消費はいまだ衰えず、成長過程にあり消費成長は鈍化しているとは言え、さらに中間所得層の拡大が見込まれると言われています。

近隣の日本との交易は切っても切れない関係にあり、日中国交正常化40周年を迎え、先般、安倍首相が訪中し中国の要人と意見交流を図りました。

アリババはニューヨーク株式市場にも早くから上場しています。トランプ大統領になってからもアメリカの雇用に貢献することを表明していましたが、馬会長は米中貿易戦争の中で撤回しました。

アリババの馬会長が創業時にソフトバンクの孫正義の支援を受けて急成長を遂げてきました。数年前アリババ株を売却して資金を得た孫正義は別の投資へ振り向けました。

今もその関係は続き、中国の配車サービス会社とソフトバンクが提携して、大阪のタクシー配車アプリが動き出しています。