熱交換塗料の熱が消失する現象の解明に10年!
塗膜の内部で忽然と消失する「熱」。僅か数ミクロンという塗料の被膜が起こす「熱の消失」という有り得ない現象。熱交換塗料というネーミングの由来は不可思議な現象に基づいています。
科学・技術者としての知識を開発に活かされました。
起こっている現象を推論して「熱エネルギーを運動エネルギーに変換」しているのではないか?という仮説を打ち立て、複数の研究機関に解明を依頼しました。
10年以上過ぎた2016年6月、電気工学の二人の専門家によって「起電」という現象に行きつきました。
画像は2016年6月に発行したカタログから採用されている「熱交換塗料の原理図」です。何度これに近い推論の画像をもとに、実際に起こっている現象を熱センサーなどを利用してお客様、流通・事業者が一体となって証明してきました。
熱交換塗料の原理図をご理解頂くために、画面上に繰り返し掲載しています。
ネット報道・取組む事業者・製品流通が増え、熱交換塗料の新規工場の建設増産体制を整えました。
政府も顧客に対して、経済活性化と地球温暖化対策等と合わせてた、各種エコポイント補助金などによって、電気やガス、ガソリン等のエネルギー使用量を制限し、環境に配慮した社会を求めました。
中小企業が開発した「熱交換塗料」は原理において全く違った概念の塗料として、各地の流通・施工事業者のネットワークで実証・検証を積み重ね地道な活動で信頼を得て、少しづつ脚光を浴びる環境が生まれました。開発者の想定の範囲の中「夢のような塗料と言われる」現象に大学や研究機関の科学的証明の尽力を求めてきました。