熱交換塗料の開発

1997年京都国際会議場で開催された気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP3)がありました。
地球温暖化を防ぐため,先進国に対し二酸化炭素など温室効果ガス排出量削減の数値目標を定めた国際的取り決めを日本が議長国として大きな役割を担っていました。
塗料で何かできないか!開発の中で有り得ない「熱の消失現象]が起こり熱交換塗料と命名しました。

塗料の内部で熱が消失

うすい塗膜の中で起こる「起電」現象
うすい塗膜の中で起こる「起電」現象

「起電」という現象に行きつく!

塗膜内部で消失する「熱」僅か数ミクロンの塗料の被膜が起こす「熱の消失」という有り得ない現象が起こりました。

「熱交換塗料」というネーミングの由来はこの不思議な現象に基づいています。開発当初から課題でした。
推論として「熱エネルギーを運動エネルギーに変換しているのではないか?」という仮説を打ち立て、複数の研究機関に依頼し本質を捉えようと奔走して来ましたが確信に至りませんでした。

平成28年6月、電気工学の二人の研究者によって「起電」という現象に行きつきました。
熱交換塗料で熱交換を司ると思われる「混和剤エレメント」は、二種類の相反する物質で構成された「ハイブリット構造体」です。この構造体の配列に「起電」を促す何かがあるという事のようです。

熱交換塗料の掴んだ成果

韓国の大学屋上に熱交換塗料塗布(海外)
韓国の大学屋上に熱交換塗料塗布(海外)

塗料が熱を消す訳がない・・・

否定的な言葉がささやかれ、更には「理論が確立されていないものは使えない」という冷遇を受けながらも、辛くも掴み取った成果です。

開発からコツコツと実証現場を積み重ねて広げてまいりました。どんなに良いと思っても理論的証明がない製品は、お客さまや流通・施工事業者の大きなカベになっていました。
掴み取った成果のもとに熱交換塗料は証明されたオンリーワン製品としてさらに成果を上げてまいります。 アルバー工業

熱交換塗料 カタログ

塗料が熱を消す訳がない・・・否定的な言葉がささやかれ、「理論が確立されていないものは使えない」

厳しい現実を乗り越え、流通やお客様の多くの理解を得て積み重ねた証明・画像を掲載しています。

カタログを抜粋し画像にして掲載しました。パソコン・スマホは読みにくいので送付させていただきます。

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