「起電」という現象に行きつく!
塗膜内部で消失する「熱」僅か数ミクロンの塗料の被膜が起こす「熱の消失」という有り得ない現象が起こりました。
「熱交換塗料」というネーミングの由来はこの不思議な現象に基づいています。開発当初から課題でした。
推論として「熱エネルギーを運動エネルギーに変換しているのではないか?」という仮説を打ち立て、複数の研究機関に依頼し本質を捉えようと奔走して来ましたが確信に至りませんでした。
平成28年6月、電気工学の二人の研究者によって「起電」という現象に行きつきました。
熱交換塗料で熱交換を司ると思われる「混和剤エレメント」は、二種類の相反する物質で構成された「ハイブリット構造体」です。この構造体の配列に「起電」を促す何かがあるという事のようです。