ロシアのウクライナ侵略戦争 · 30日 9月 2025
ロシアのウクライナ侵略は3年半の長期戦となり、ウクライナ国民の総力を挙げた抵抗によって軍事大国ロシアは苦戦を強いられています。欧米のNATO諸国、及びG7(先進主要国)はロシアへの制裁とウクライナ支援を継続して行っています。最大の支援国アメリカのトランプ大統領の就任によって、アメリカの支援を縮小しロシアに寛容な状況を造りだし、早期終結に向けた仲介を進めてきました。NATO諸国は軍事費をGDP比5%に増額しウクライナ支援を強化することを決めました。しかし、最大の支援国アメリカの仲介に期待しながら戦況を見守っています。トランプ大統領はアラスカでプーチン大統領と会談しました。しかし、ロシアは停戦を守ることなく首都キーウなど都市部にミサイルを撃ち込み続けています。トランプ大統領も仲介は難しいと判断し、ロシア産原油などの最大の流通先中国、インドに対して100%の制裁関税を掛けると発表しました。ウクライナもドローンでロシアの製油所などを攻撃し、ロシア国内のガソリン価格が高騰してロシア経済に大きな影響が及んでいます。ロシアは長期戦の構えでウクライナの冬季を凌ぐ暖房施設などを攻撃しています。