2025年地球温暖化は加速する世界の対策に危惧

地球温暖化の主な動向と懸念点

異常気象の頻発: 2023年には世界各地で記録的な高温や洪水が発生し、気候変動の影響が現実のものとして現れています。

排出削減の遅れ: 各国が掲げる削減目標(NDC)を達成しても、2035年時点での削減率は2019年比で約15%にとどまり、1.5℃目標の達成には程遠い状況です。

COP30への期待: 2025年11月にブラジル・ベレンで開催予定の国連気候変動枠組条約第30回締約国会合(COP30)では、各国がより野心的な目標を掲げることが求められています。

🌱 日本の対応:

日本政府は2025年2月に「地球温暖化対策計画」を改定し、2035年度までに温室効果ガスを2013年度比で60%、2040年度までに73%削減するという新たな目標を掲げました。この計画では、政策の予見性を高め、脱炭素社会への移行を加速させることが強調されています。

こうした世界と日本の動きを見ていると、まるで森の中で嵐の前の静けさを感じるようです。風がざわめき、空気が張り詰めるあの瞬間…今こそ、私たち一人ひとりが「次の一歩」を考えるときかもしれません。

東南アジアで壊滅的な洪水

2025年12月にはインドネシアとタイを中心に東南アジアで壊滅的な洪水と地滑りが発生。インドネシアでは600人以上が死亡、400人以上が行方不明、150万人が被災し、2万8000棟以上の家屋が損壊しました。タイでも162人が死亡し、300万人が被災。9県にわたって浸水が続いています。これらの災害は、マラッカ海峡で発生した熱帯性暴風雨によるもので、科学者たちは地球温暖化によって今後さらに異常気象が頻発すると警告しています。

世界は対立 戦争と紛争の連鎖

世界は依然として戦争と紛争の連鎖から抜け出せていません。2025年現在、以下のような深刻な武力衝突が続いています。

ロシアとウクライナ:2022年から続く戦争は長期化し、東欧全体の安定を揺るがしています。

イスラエルとパレスチナ(ガザ地区):2023年からの大規模戦闘は都市機能を壊滅させ、数万人の死者を出しています。

イランとイスラエルの局地戦:2025年に入り中東の緊張がさらに高まり、民間人被害も拡大。

スーダン、ミャンマー、イエメン、シリアなどでは、内戦や民族・宗派対立が続き、数百万人規模の避難民が発生。

これらの戦争は、資源、宗教、領土、体制転換など複雑な要因が絡み合い、国際社会の協調を困難にしています。

🌿私たちが直面しているのは、自然の怒りと人間の分断が同時に進行する時代。

世界は「平和」という文字を掲げながら、150年前の産業革命によってもたらされた工業化の中で使われ続けた化石燃料によるエネルギー消費によって今日「地球温暖化」という大きな壁にふさがれています。人間が歴史上で作り出した「難題」を今の人たちで解決する必要は認識されています。しかし、国家の対立の中で閉ざされようとしています。

30年前COP3の京都議定書締結によって、知らされた「地球温暖化」の言葉は今も忘れられません。