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2025大阪・関西万博 交通アクセス

夢洲に開催期間6カ月に2850万人の安全な交通システム

開催が決定してから大きな夢が膨らみ輸送交通システムの提案が発表されました。しかし、新型コロナウイルスの影響で世界の情勢が大きく変化し、半年間の開催に大きな投資が国・民間も躊躇する事態になり、ドバイ万博(1年延期して開催)が終わるまで海外参加が半分程度で厳しい状況の中、開催1000日を切りコロナとの共存社会が生まれ参加国は予定の150カ国に達しました。大阪では開催までの期間、パビリオン建設・交通アクセスの最終構築・安全性の確認に追われることになります。入場者予定2850万人のPR活動も同時に実行することになります。50年前の大阪万博6500万人及びませんが最大限の努力が求められています。新たな会場への交通システムは大阪・夢洲の発展の大きな提案となります。魅力ある大阪の大きな活力となることを期待します。

会場への主要アクセスは3ルートを計画

1日25万人の交通アクセスの主要3ルート

  • 大阪メトロ(中央線延伸)
  • 阪神高速道路淀川左岸線 シャトルバス専用
  • JR夢咲線(桜島駅)→シャトルバス

・最大の輸送ルートは大阪メトロ中央線コスモスクエア駅→夢洲駅(新駅)が直接会場へのアクセス

・阪神高速工事中の淀川左岸工事を急いで開催に間に合わせ新大阪・大阪北部地域からのアクセスを会期中シャトルバスの専用道路として開放する。

・JR夢咲線(桜島駅)→シャトルバスでユニバーサルスタジオ・環状線ルート・などの輸送を担う

3ルートは主要駅から会場まで30分で行けるルートを確保する計画です。舞洲・夢洲へのアクセス道路・橋の拡張工事を行う。京阪の中の島からの延長は2030年ころに延期され、IR事業の状況によって検討される。

空港からの阪神高速利用アクセスは舞洲・夢洲経由で利用、関空・神戸空港などの海上アクセスも整備される。

空飛ぶ飛行機(ドローン)の利用も検討されている。

大阪メトロ夢洲駅55階建てタワービル構想は延期されています。会場へは自家用車両の入場はできません。

シャトルバスを降りると、会場内交通システムを利用します。

日本の第2の都市大阪復権の足音がする

バブル崩壊以降、平成不況の中で大阪の主要企業が東京一極集中の影響で本社機能を東京に移し大阪は衰退しました。大阪は商都の街として江戸時代から栄え明治~昭和にかけて反映しました。バブル期に着工した関西国際空港も厳しい状況が続きましたが外国人観光客(インバウンド)誘致が成功し、アジア圏に近い関西国際空港と大阪→京都・奈良・神戸などの観光ルートが確保され、新幹線で関東へも足を延ばすルートが確立されました。しかし、コロナの影響で99%の顧客が減少しました。今、再び灯りがともされ、関西国際空港・大阪伊丹空港・神戸空港の三位一体で再スタートを切りました。 頑張ろうおおさか!