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大阪・関西万博 完全自動運転車の実走実験開始

バブル期の埋め立て地が万博会場として復活

  大阪の発展は江戸時代から大阪湾を埋め立て人工洲を造ってきました。昭和8年からの大規模な埋め立て計画は戦争などでとん挫していました。高度成長の中で経済都市大阪の発展に伴って土地の拡張を目指し、昭和33年大阪市は咲州・夢洲・舞洲の埋め立てを開始、昭和55年に937万㎡(大阪市の5%)の土地の誕生を生みました。大阪市は咲州にニュートラム(新交通網)も完成させ、地下鉄中央線を延長しコスモスクエア駅と連動させ、埋め立て咲洲に住居マンション・大学・商業施設、企業誘致・展示会場インテックスなど咲州の発展を計りました。バブル崩壊によって大阪市の財政が厳しくなり、大阪オリンピック誘致(2008年)など埋め立て地を利用した大規模計画を行いましたが、咲州・夢洲・舞洲と併せて大阪市の大きな負の洲となっていました。大阪府・大阪市は共同で負の遺産の解消に乗り出し、2025年の大阪・関西万博の開催に結び付けました。

夢咲トンネルに謎の鉄道路線が敷かれていた

2008年の大阪オリンピック誘致を計画した大阪市は埋め立て地を会場として計画を進め、夢咲トンネルを完成させました。夢咲トンネルの道路部は開通していますが鉄道部は公表されていませんでした。万博決定によって既に隠れたトンネル(地下鉄部分)が存在することを知りました。記憶では夢咲トンネルは地盤が軟弱でトンネル掘削が難しことから100mの構造物をナンスパーに区切って沈める構造が採用される工事の報道を記憶しています。2025年大阪・関西万博のメインの交通ルートとして地下鉄メトロ中央線終着駅コスモスクエア~延長して夢洲駅まで乗り入れることが決まって実行に移され、既に道路網が完成していてる隠れている鉄道ルートに線路を敷設する工事が実行されています。過去の負の遺産が蘇ることになりました。

万博会場で自動運転交通網の実証実験開始

大阪メトロは3年後の大阪・関西万博会場の人の移動に自動運転の車両を導入し、次世代の交通システムの実用化に向けた実証実験を開始しました。運転席のない「レベル4」の自動運転技術を採用し、新しい交通システムを実現させます。大阪メトロは中央線の延長を進め、新駅「夢洲」と「駅タワービル」建設を行い、地下鉄中央線に新車両を投入した計画を発表しています。実験場では小型バス19台の車両を用意し実証実験を開始しました。 (NHKニュース記事)

AIを使った新たな安全交通システムが世界で進められています。万博は大きな実証の場として注目が集まっています。空飛ぶ自動車なども計画されています。