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中国で猛威を振るう新型コロナウイルス

中国の交通の要衝湖北省武漢市から発生

 

武漢市は中国中部にある湖北省の広大な省都で、長江と漢江の合流地点にある商業都市である。ウイルスの発生源は野生動物などが売られている海鮮市場(華南海鮮卸売市場)だと言われています。

市場では100種類以上の野生動物が売られていて、発生源はタケネズミ・蛇・蝙蝠などが感染源と言われ特定できていません。

2002年12月に中国広東省で発生したサーズ(SARS)は世界WHOで認定(2003年3月)世界的拡大し、同年7月に終息宣言された感染拡大と似た経緯をたどっています。

巨大な中国の国土、14億人の人口、世界第2位の経済大国、世界の工場と言われる巨大中国に猛威を振るうウイルスに世界の脅威と世界経済の低下が深刻な影響を及ぼしています。

武漢市に滞在する日本人

新型コロナウイルスの肺炎が最初に広まった中国湖北省武漢市は中国のほぼ中央部に位置する人口1100万人の大都市で、160社の日本企業が進出し、600人近い邦人が滞在しています。

「東洋のシカゴ」と言われ、古くから鉄鋼業が盛んで、現在自動車産業の集積地でもあります。

ホンダ・日産などの工場もあります。

日本とも直行の航空便などもあり、ビジネスマンなども行き来しています。

武漢には中国で最大の数80校の大学もあり、学生も沢山います。

中国の北京・上海に続く生活水準の高い地域としても知られています。

三国志などの歴史的街で、観光・経済産業地としても日本にとって重要な都市になっています。

一日も早い終息を願っています。

10日で1000人収容の病院を建設

巨大中国の凄さ、新型コロナウイルスに対応する新病院を10日で完成する中国の凄さを見ました。予定通り10日で完成しました。

中国はトップダウンで決めたことを実行に移す速さと凄さを見ることになりました。

混乱する武漢市の医療対応に中央部が支持した1000床の新病院建設、日本では考えられない対応です。

疑問

・建っても医者やスタッフの確保と対応は?

 軍の医療部隊が対応に当たるようです。

・土地の確保、国有地があったのか?

 中国は全て国有地で個人や企業は持てない国

・国家の号令で作業機材・人材が集まる。

 日本では土地収用・測量・建設図面・資材調

 達など対応の迅速さは想定できない。

中国は国家の指示で動く社会に凄さと怖さを感じながら日本人は感心している場合ではない。

日本の桜を見る会・IR汚職・書類を破棄など国会議員が反省し国家のやるべき重要な事をもっと議論してほしいと願っています。