第5回WBCの成功の立役者大リーガー

二刀流・大谷翔平と大リーグ屈指のスーパースター・トラウト（大リーグ3度のMVP）のエンゼルスの盟友がWBC参加を表明、大リーガーの各国の選手が母国を代表する選手として出場（20カ国）、4か所で開かれた予選リーグを突破して準々決勝からの決戦を最後はアメリカのマイアミ球場で対決しました。負けたら終わりの決戦は国をかけての白熱した戦いになりました。

最後の決着はトラウトと大谷の盟友の対戦でボルテージがマックスの中で雌雄を決しました。

過去のWBC の視聴者数より倍の人が熱狂しました。徐々に衰退する大リーグ機構の危機感から世界的スポーツに格上げする一歩を踏みだした功績は大きいと思います。

日本最大のスポーツ人口　ウオーキング

 2020年の調査で、散歩・ウオーキング実施率47.5％　推計人口4913万人の数値が公表されています。東京オリンピックの人気度（日本）1位水泳、2位マラソン、3位野球・ソフトボールがあります。サッカー人口は30年前に発足したJリーグ（プロサッカー）職業スポーツとして、地域組織が確立し観客動員数も増加で推移しています。プロ野球の夢を追いかけていた子供が二分されてきました。野球小僧であった大谷翔平が二刀流でアメリカ大リーガーのスーパースターとなり、日本野球の復活を夢見るWBCになりました。

米国と対決する侍ジャパンに大谷の言葉

侍ジャパンは東京ドームの予選リーグから厳しい戦いを勝ち抜けて、最後の決戦対アメリカ戦の始まる前のロッカールームの円陣で栗山監督が「祥平、お願いします」声を掛ける。大谷翔平は「1個だけ、憧れるのを辞めましょう。憧れてしまったら越えられない。今日は僕たちは超えるために来た。トップになるために来た。今日1日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけを考えていきましょう。さあいこう！」気合を入れた。

WBC 大谷翔平 “ことばでも” チーム引っ張る【大谷語録】　NHK記事 

• “今出せる100％を” （3/3 チーム合流） 
• “自分にできるかぎりのことはしたい” （3/8 開幕前日）
• “あしたはもっと大きい声援を！” （3/9 初戦の中国戦後）
• “子どものころからずっと夢見ていた” （3/12 豪州戦後）
• “勝利より優先する プライドはなかった” （3/16 準々決勝後）
• “台湾 韓国 中国「次は自分たちも」” （3/20 準決勝 前日）
• “みんな目いっぱい身を粉にして” （3/21 準決勝後）
• “憧れてしまったら超えられない” （3/22 決勝前の円陣）
• “もっともっと すばらしい選手に” （3/22 優勝後）

常に全力で戦う大谷翔平の姿を目にすることになった侍ジャパンの勝利を牽引する「大谷翔平の思いが凝縮された戦い」であったと思います。意表を突いたバント、ヘルメットを投げ捨てて走る大谷、鼓舞するゼスチャーに感動しました。最後には泥だらけのユニホームでトラウトと対決を呼び込みました。日本に感動と勇気を与えてくれました。ありがとう！侍ジャパン！！

米スポーツ専門局「ESPN」ランキング1位

米スポーツ専門局ＥＳＰＮ（衛星、ケーブルチャンネル・ウォルト・ディズニー出資）が世界ランキング１００を発表。WBCで「侍ジャパン」を三度目の世界一位に導いＭＶＰ大谷翔平はランク1位に輝きました。野球の歴史の中で最もユニークな才能を持つ選手であると評価されています。

現在の総合年俸が85億円と評価され大リーグ選手で過去最高の評価を受けています。ＣＭなどの契約が大きく影響してさらに膨れ上がるとされています。