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拉致被害者家族会  横田滋さん死去

めぐみさんたちは生きていると活動を続ける

日本には北朝鮮に拉致されたと思われる人は883人(特定失踪者)います。めぐみさん(当時13歳)が突然いなくなり、1997年産経新聞の情報でめぐみさんが北朝鮮に拉致されている情報が掲載され、父滋さんと母早紀江さんの2人三脚で家族会の代表として全国すべてを回り国民に救出のおねがい講演・署名活動を続けてきました。

最初に死亡と宣告されためぐみさんの遺骨は別人であったこと、韓国人拉致被害者と結婚して、子供がいることもわかっています。しかし、今も死亡したと伝える北朝鮮、生きていると信じる横田夫妻は全国に足を運んで救出を訴え続けてきました。滋さんは高齢で入院を余儀なくされ活動も制限されると、息子さんる2人(めぐみさんの弟)が会の役目に加わって活動を継続しています。拉致されためぐみさんに会うことを願ってきた滋さんが昨日、会うことができずに亡くなりました。このような悲しいことはありません。

日本は北朝鮮による拉致被害が残る

核実験を行いミサイルを発射し続ける北朝鮮

北朝鮮は金正恩時代になって、核実験の再開とミサイル発射を繰り返し、国連制裁下にあります。アメリカトランプ大統領就任すぐ、空母2隻が北朝鮮に向け一色触発の状況もありましたが、シンガポールの歴史的会談・ベトナム会談などの米朝会談が実現し、核・ミサイル放棄を話し合われました。瀬戸際外交といわれる北朝鮮の真意がわからないまま年数が経っています。拉致被害者救出もトランプ大統領に2度にわたって仲介をお願いしています。韓国文政権になって北と急接近していますが先日の北朝鮮のニュースで韓国との交渉の場を停止すると通知してきています。

拉致と戦い続けた横田滋さんの死を語る