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ステイホーム 臨時国会開催 補正予算決議

欧米では戦時下にあると表現しています

3月中日本は、新型コロナウイルスの感染を「ギリギリ抑えられている」と表現していました。日本はPCR検査を拡大すれば欧米のような医療崩壊を招くとして、保健所において規制を行ってきました。一方でPCR検査の不足が世界から感染者数を抑えていると指摘されていました。ようやくわかってきたことは保健所・検査医療体制の不足が明確になり陽性の軽症者も入院ベットを埋めて、空き床が確保や医療用防御服などの確保が出来ていないことが明確になりました。

市場ではマスクの不足が起こり、突如、全戸2枚の布マスクの配布が466億円の費用で配られる「アベノマスク」が登場し、閣僚の中で一人安倍首相がサイズの小さな洗える布マスクで答弁している光景を見ることになりました。与党も対応の不備を改善するために国民一人当たり10万円の一律給付に切り替え、補正予算の修正を審議しています。

首都東京は感染者の数値が横ばいで楽観できる状態になっていません。今国民一人一人の意識がためされています。

国民の多くは息をひそめてステイホーム

日本の国民一人一人が、政府の要請(お願い)に対して、大型連休(ゴールデンウイーク)期間中の外出・移動を必死の思いで守ろうとしています。他国では都市封鎖(ロックダウン)や厳しい制裁・罰金などで国や地方自治が対応しています。世界から日本の対応の甘さを指摘する報道が流されています。緊急事態宣言によって国から各都道府県にコロナ対策の実行が事業者・国民への対応指示が各都道府県知事に移っています。国から支援がなければ立ち行かない地方行政もあり、難しい舵取りが求められています。ゴールデンウイーク中の箱根など日本有数の観光地なども閉鎖を決断、国民に自宅で留まるよう苦渋の決断をしています。

自粛の延長が予測される厳しい日々

ゴールデンウイーク終了の5月6日が自粛期間

政府の緊急事態宣言を4月16日に全国47都道府県に拡大し、ゴールデンウイーク終了の5月6日まで、延長しました。直ちに48都道府県は、多くの事業者に対して休業・時短などに応じて支援金などの措置をとって要請しました。休業要請に応じないパチンコ店などは法律にのっとって、店名公表し、それでも応じない店には休業の指示を発するところまで厳しい対応が求められています。

公表後も開店した店舗(700店舗のうち4店舗)に多くの客が朝から行列を作って、府外からも訪れる光景に4落胆しました。ギャンブル依存症などが問題に浮上しています。

延長した場合、更なる厳しい対応と判断が求められます。

幾多の困難を乗り越えてきた日本

産業革命によって強国となった欧米の侵略に立ち向かって明治維新の志士が開国した日本は、日清戦争・日露戦争、第2次世界大戦を経て敗戦、日本列島は廃墟となりました。戦後75年、戦後復興~高度成長を経ながら厳しい社会を乗り越えてきました。平成不況の中で起こった巨大災害・経済圧力に耐えて乗り越えてきました。

  • 1973年 第一次オイルショック 原油高騰 インフレ・物価の高騰を招く
  • 1991年 バブル崩壊 日本の金融経済破綻 銀行・証券・企業の倒産
  • 1995年 阪神・淡路大震災 犠牲者6434人 戦後最大の地震災害 一瞬の出来事
  • 2008年 リーマンショック 世界規模の金融バブル崩壊 アメリカが最大の危機
  • 2011年 東日本本大震災 死者15899人 行方不明2529人 福島原子力発電所爆発

日本は四季に恵まれた国ですが、世界有数の自然災害国でもあります。日本人は幾多の困難を乗り越えてきた民族で、今回の新型コロナウイルスにも苦戦していますが、必ず乗り越えて新たな歩みを始めると信じています。