「もう一度勝たせたい、密着競走馬再生人」NHKドキュメンタリー番組が報道されました。兵庫県の地方競馬場（園田競馬場）の厩舎に所属する調教師41才（園田競馬場で3年連続一位の優勝馬を育てる調教師）を頼って中央競馬などから送られてきた勝てない馬を「もう一度勝たせたい！」思いで自ら騎乗して調教をする。
カリスマ調教師 新子雅司（41歳）
勝てない競走馬を再生し、勝利する調教師がいます。
兵庫県の園田競馬場の新子雅司さん（41歳）です
カリスマ調教師の日常と思い
- 毎日深夜から朝まで20頭以上の馬に騎乗する
- 新子調教師は全ての馬を自ら騎乗し調教する
- 中央競馬で勝てない馬が地方競馬へ送られる
- 勝たせて馬の居場所をつくる。馬主から守る
ドキュメンタリーはアメリカの有力血統馬と調教師の姿を2カ月の密着した取材で中央競馬で勝てない馬を勝てる馬に育てる日々を追う。
- 調教師が馬に乗ってメニューをつくる
- 気分屋の馬は人間の指示も聞かない
- 馬に乗って馬の思いを肌でつかみ取る
- 練習コースも馬の思いを汲んで選ぶ
- 走った馬をたてがみをなぜてほめる。
- 日によって違う馬の心を読み解く
高額の競走馬は勝てないと馬主から見放される運命を背負っています。勝つことで競走馬の居場所がある。
調教師の新子さんは、騎手として成功しなかったが、地方競馬の調教師として、自ら騎乗することで人馬一体の調教を目指し日々情熱を込められています。
自らは、体重を維持するため一日の食事は夕方6時の一食で騎乗する馬の思いに立って日々努力されている。
調教方法の違い
競馬会では一般的な調教師は各馬にメニューをつくり厩舎員や騎手がメニューに沿って調教します。
新子調教師は自ら騎乗して、それぞれの馬の特性を見つけて調教します。一日20頭の馬に騎乗する。
馬にも もう一度チャンスがある
ファンや馬主に期待され、競走馬としてデビューしても、活躍できない馬が、華やかな中央競馬場から地方競馬に再起の道を求めて送られてきます。
