石油・ガス・レアアースの地政学リスク

② 台湾有事発言による中国の“経済制裁”

2025年11月、高市首相が「台湾有事は存立危機事態になりうる」と国会で明言。 これに対し中国は、以下の“静かな制裁”を発動。

  • レアアース輸出制限

  • 日本産水産物の輸入制限

  • 日本への旅行制限

レアアースは 70%以上を中国に依存。 EV、半導体、モーター、バッテリー、ミサイル誘導装置まで、あらゆる先端技術の根幹です。

🛠 南鳥島EEZでのレアアース泥の引き上げ成功

  • 2026年1月12日、探査船「ちきゅう」が南鳥島沖へ出港

  • 水深5700〜6000mからレアアース泥の試掘に成功

  • 2月14日に清水港へ帰港

  • 1年後に本格試掘へ向けた政府プロジェクトが始動

これは世界的にも画期的で、 “中国依存からの脱却”に向けた日本の歴史的な第一歩 といえます。

南鳥島沖3400億円で供給網 レアアース国産化 

日経試算 コストは「中国産の20倍」

国産化、速さが勝負を決す

日経の試算では、南鳥島沖のレアアース採掘・分離・輸送・精製までを含めた一連のサプライチェーン構築に約3400億円

しかし、中国産の20倍のコストになるとされています。

理由は明確です。

  • 南鳥島は日本最東端の絶海の孤島 → 港湾・電力・人員輸送など、すべてがゼロからの建設

  • 海底は水深5600m級の超深海 → 世界でも例がない採泥技術が必要

  • レアアースは採って終わりではなく → 分離・精製工程が最も難しく、ここを中国が独占

つまり、 「資源はあるが、産業として成立させるには巨額投資が必要」 という構造です。 ~AI検索記事~

 

高市政権はレアアースの資源構築を急ぐわけ

中国の制裁・中東戦争による資源確保

  • 原油・ガスの80%を中東依存

  • レアアースの70%以上を中国依存

  • 台湾有事発言を受け、中国が

    • レアアース輸出制限

    • 海産物輸入停止

    • 中国人観光客の制限 などの制裁を発動

さらに、 2026年2月28日の米・イスラエルによるイラン攻撃で中東戦争が勃発し、 原油・ガス価格が急騰。 日本経済への打撃は避けられません。

この状況で、レアアースまで止まれば:

  • EV・蓄電池

  • 風力発電

  • 半導体製造装置

  • 防衛装備品(ミサイル・レーダー)

など、日本の産業と安全保障の根幹が止まる

だからこそ政府は、 「コストよりスピード」 という判断をし始めています。

2月28日中東戦争勃発➾エネルギー危機

① 中東戦争によるエネルギー危機

2026年2月28日、イスラエル・米国によるイラン攻撃で中東戦争が勃発。 日本が輸入する原油・ガスの 80%以上が中東依存 のため、価格高騰は即、日本経済の痛手になります。

  • ホルムズ海峡の緊張 → 輸送リスク増大

  • 原油価格の急騰 → 企業コスト増、電気代上昇

  • 物流・製造業・農業まで広範囲に影響

まさに「1973年のオイルショック以来の危機」が再来した構図です。

🔥 中東の火薬庫イランとホルムズ海峡

 50年前の「オイルショック」が再びよみがえる

1973年の第4次中東戦争。

日本は致命的なオイルショックに直撃され、高度成長は急停止しました。

夜のネオンが消えた

トイレットペーパーを求めて人々が走り回った

物価は急騰し、企業も家庭も苦境に立たされた

わずか3年前、1970年の大阪万博には6300万人が訪れ、

「日本はこのまま成長し続ける」と誰もが信じていた直後の出来事でした。

それでも日本は、戦後復興から高度成長を乗り越え、

世界第2位の経済大国へと駆け上がりました。

🕰 50年後、再び“試練の時代”が訪れている

2025年の台湾有事発言をきっかけに、中国は日本へ制裁を発動。

  • レアアース輸出制限
  • 海産物の輸入停止
  • 中国人観光客の制限

そして2026年2月28日、米・イスラエルによるイラン攻撃を契機に

中東戦争が勃発。

ホルムズ海峡をめぐる緊張が一気に高まりました。

その影響は即座に日本の生活へ波及。

  • ガソリン価格:150円 → 185円
  • ガソリンスタンドに長蛇の列
  • 政府は初めて国家備蓄の石油放出を決定
  • 補助金と合わせて170円/Lに抑える緊急措置

まさに、50年前の記憶がよみがえるような状況です。

🌏 なぜ日本はここまで脆弱なのか

理由は単純で、しかし深刻です。

  • ✔ 原油・ガスの80%を中東に依存
  • ✔ レアアースの70%以上を中国に依存
  • ✔ 代替ルートがほぼ存在しない

ホルムズ海峡が止まれば、

日本のエネルギー供給は“即座に”危機に陥ります。

中国がレアアースを止めれば、

EV・風力発電・半導体製造装置・防衛装備品が止まります。

つまり日本は、

「エネルギー」と「レアアース」という2つの首根っこを、

中東と中国に握られている」

という構造にあります。

🚨 今の状況は1973年より厳しい

1973年は「石油だけ」が問題でした。

しかし2026年の日本は:

  • 中東戦争で石油・ガスが揺れる
  • 台湾有事で中国が制裁を発動
  • レアアース供給も危機
  • 物流ルート(紅海・ホルムズ海峡)も不安定

つまり、

“エネルギー危機”と“レアアース危機”が同時進行

という、戦後初の複合リスクに直面しています。