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英国 EU離脱 

EU間の自由貿易が新たな交渉で動き出す

2016年6月23日に開いたEU離脱の賛否を問う国民投票で僅差で「離脱賛成」が上回り、EUへの離脱を宣言、メイ首相率いる議会がEUとの離脱交渉を続けるも、議会の賛同を得られず英国は混迷に陥りました。賛成派のジョンソン議員は強硬路線を貫き、メイ首相に代わって首相につき、議会を解散し議会選挙で賛成議員多数によってEU離脱が動き出しました。3年半の混迷の解消になりましたが英国の分断社会が生まれたと言われています。

EU(ヨーロッパ議会)も拡大してきたEU圏の初の離脱は今後の歴史に大きく影響する事態になりました。

英国がEU離脱で日本・世界が大きな影響

日本はEU圏との貿易協定(2018年締結 EPA)によって関税をを含めたEU圏との貿易が守られています。英国のEU離脱で日本と英国の貿易協定と英国に拠点を置く生産工場・金融など多くの企業のヨーロッパ圏への流通が不透明になってきました。

混乱するイギリスでの拠点を、閉鎖と移転などの準備を各国、日本企業も対応に追われています。

英国経済にも大きな打撃となることから、今後も同行を注視する必要があります。

日本も自動車産業・列車製造・金融など多くの英国に進出している企業の対応が迫られています。