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緊迫するイラン情勢 ミサイル発射 

イラン最高司令官殺害の報復 ミサイル発射

1月4日、アメリカによるイラン革命防衛隊最高司令官殺害に怒るイランは葬儀を終え7日夜、、イランの3ヵ所から16発の弾道ミサイルを発射、イラクのアメリカ軍基地及び近くに着弾しました。イラン報復によって80名の命を奪ったと表明。翌朝アメリカは被弾したことは認めたが人的被害がなかったとトランプ大統領が表明、更なる制裁強化を実施すると表明。

イラン情勢悪化で世界の株価が暴落、原油高になって厳しい経済の幕開けとなりました。

殺害されたソレイマニ司令官の報復

殺害されたイラン革命防衛隊の最高司令官ソレイマニ氏はイラン国民からイランの英雄と称されて、保守派の大統領候補とも言われている人物である。最高指導者ハメネイ師が絶大な信頼を置き、棺の前で報復を宣言したことからイラン情勢は厳しい方向になることが予測されます。世界的株安・原油高になっています。中東情勢は緊迫します。

日本はイランとは長年の友好国で安倍総理も苦悩

イランは世界14位の軍事国で世界各地にイスラムシーア派の友好国や民兵がいます。大国アメリカの軍事力には厳しくとも各地でゲリラ戦を仕掛けることが予測されます。

日本の安倍総理は昨年夏イラン訪問し最高指導者ハメネイ師とも会っています。12月にはイランのローハニ大統領が訪日して首相官邸で仲介の機会を作っています。

その矢先の出来事で、ホルムズ海峡沖に派遣する(有志連合)自衛隊にも大きな影響が及ぶことになります。