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ユネスコ無形文化遺産登録決定

国指定重要無形民俗文化財に指定されている10件

「来訪神」とは
 仮面・仮装の異形の姿をした者が、「来訪神」として、年の初めや季節の変わり目などに家々を訪れ、子供や怠け者を戒めたり、人々に幸や福をもたらしたりする行事です。今回は、その中でも国指定重要無形民俗文化財に指定されている10件の行事がユネスコ無形文化遺産に登録されました。

秋田の男鹿の「なまはげ」などは有名で、地域の人にとっては重要な祭りごとになります。

 

吉浜のスネカ 岩手県大船渡市
米川の水かぶり 宮城県登米市
男鹿のナマハゲ 秋田県男鹿市
遊佐の小正月行事 山形県飽海郡遊佐町
能登のアマメハギ 石川県輪島市・鳳珠郡能登町
見島のカセドリ 佐賀県佐賀市
甑島のトシドン 鹿児島県薩摩川内市
薩摩硫黄島のメンドン 鹿児島県鹿児島郡三島村
悪石島のボゼ 鹿児島県鹿児島郡十島村
宮古島のパーントゥ 沖縄県宮古島

 

10地域の「来訪神」の画像を掲載しています。

仮面や仮装の異形の姿は其々特徴があります。地域によっては仮想の姿がそれぞれ違うように映っています。

沖縄県宮古島「パーントゥ」は全身泥を塗って、人々に塗り付ける祭りです。